チェーンの掃除・メンテナンスのやり方
こんにちは、MotoCampです!
今回はバイクのチェーンメンテナンス、特にクリーニングと注油についてやり方をご紹介します。
バイクのパワーを無駄なく発揮するためにもこまめにメンテナンスしていきましょう。
【目次】
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チェーンメンテナンスの目的
バイクのチェーンはエンジンから生まれたパワーをタイヤの回転に伝える役割があります。
チェーンオイルはチェーンの潤滑や保護のほか、チェーンの機能と寿命の維持もしてくれます。
メンテナンスされていないチェーンだとエンジンの力がスムーズに伝わらず、燃費が悪くなる可能性があります。
また、あまりに状態が悪いチェーンの場合、走行中にチェーンがちぎれて大事故に繋がることもあります。
頻度としては一般に少なくとも1,000kmおきにチェーンへの注油を行うのがよいとされています。
用意するもの
チェーンの掃除と注油に必要なのは次の道具です。
- 拭き取り用の布
- チェーン清掃用のブラシ
- チェーンクリーナー
- チェーンオイル
- ゴム手袋
- メンテナンススタンド(あれば便利)
布は家に余っているものを適当に使えば大丈夫です。
ブラシは3面タイプだと掃除がしやすいです。
チェーンクリーナーとチェーンオイルは必ずチェーン用のものを使いましょう。
多くのバイクに使われているのがシールチェーンという種類で、シールと呼ばれるゴム状のものが使われています。
これがチェーンの潤滑には欠かせないものですが、ゴムなのでケミカル剤などで劣化することがあります。
シールへの攻撃性のない、チェーン用のクリーナーやオイルの使用をおすすめします。
呉工業のチェーンルブ(チェーンオイル)は定番です。
リーズナブルな価格が嬉しい。
ワコーズのチェーンルブはさび止め効果があり、さらに水置換性があります。
つまりチェーンが濡れていても使えるので、洗車の直後でも注油ができて便利。
ゴム手袋は何でも良いですが、よく使うのでまとめ買いしておくと便利です。
メンテナンススタンドはチェーンメンテナンスではあれば楽という程度。
チェーンメンテナンスのやり方
スタンドを使うと楽
センタースタンドがある車種や、メンテナンススタンドをお持ちの方はスタンドを立てて作業すると楽です。
まずはチェーン掃除
まずはチェーンの汚れと錆びを落とします。
手が汚れないようにゴム手袋をしてからチェーンクリーナーを吹き付け、ブラシでこすります。
チェーンクリーナーは飛び散らないように軽く布をそえて吹き付けます。
汚れが浮いたら布でぬぐいます。
タイヤを回してチェーンを送りながら作業を続けます。
スタンドが無い方はバイクを前後に動かすなどしてチェーンの位置を変えましょう。
くれぐれもエンジンはオフにして作業をしてください。
スタンドを使う際に、アイドリング状態でチェーンを動かして掃除しようとすると、チェーンに手が挟まれて大けがをします。
オイルの注油
チェーンが綺麗になったらチェーンオイルを吹き付けます。
これもタイヤなどにかからないように軽く布を添えて行います。
シールチェーンの場合、黒いゴムのようなものがシールですので、これをめがけて吹き付けましょう。
多めについたときは軽くぬぐいます。
あまりに多いと飛び散ってタイヤのスリップにもなるので注意。
これにてチェーン掃除と注油はおしまい!
おわりに バイク初心者に紹介したいその他のノウハウ
今回の記事は以上となります。
お読みいただきありがとうございました。
この記事では紹介しきれなかった、バイク初心者に向けたバイク購入から初めての公道、安全に楽しくツーリングするためのノウハウをこちらで紹介しています!
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