覚えておきたいバイクでの立ちごけの原因と対策
スポンサーリンク
立ちごけとは?
バイクの「立ちごけ」とは停車時または低速時にバイクのバランスを崩して倒れてしまうことです。
走っていれば安定するバイクですが、低速時には安定性が低下します。
お世話になっているバイクショップの店長さん曰く、
「400㏄以上では、ほぼ全員が立ちごけしている」
とのこと。
バイクに乗る以上、立ちごけはだれもが通る道といえます。
立ちごけすると、たいがいバイクに傷がついたりパーツが曲がったりと、精神的にも金銭的にもダメージがきます。
立ちごけのせいで何度ブレーキペダルを替えたことでしょう・・・。
こける原因やシチュエーション
ではどのような原因やシチュエーションで立ちごけが起きるのでしょうか?
自分の経験した場合や聞いた話をまとめますと、こんなシチュエーションで立ちごけがおきています。
- 停車しようとしたときに足を出すのが遅くてこける
- 進行方向に対して横方向に道路が傾斜しており、足がうまく地面につかず立ちごけ
- 無理にUターンしようとした
- 坂道でUターンしようとしてバランスを崩す
- バイクを降りて押しているときに段差や傾斜に足を取られた
- サイドスタンドがちゃんと下ろせてなかった
- 砂利道でバランスを崩した
こういった背景をまとめると、
- 地面の傾斜や路面状況の悪さに気づかない
- 疲労などによる注意力の低下
このような原因に集約できると思います。
立ちごけしないために
では立ちごけをしないためにどのようなことに気をつければ良いのでしょうか?
一つには「集中力を保つためにこまめな休憩」が挙げられます。
また、立ちごけの原因となる地面の傾斜があるところではしっかりと足をつける、Uターンの際は足を付けて慎重に行うなどの注意が必要になります。
砂利道などの悪路ではローギアでエンジンの回転数を上げ、車体を安定させましょう。
立ちごけのダメージを減らすために
それでもやっぱり立ちごけってやってしまうことがあります、人間ですから。
どうすれば車体へのダメージを軽減できるでしょうか。
エンジンガードやスライダーの活用
まずは定番。
エンジンガードやスライダーがあれば立ちごけの時の衝撃を引き受けてくれます。
新車でバイクを購入する際は取り付け工賃をおまけしてくれることがあるので、積極的に取り付けを検討してみましょう。
私も初めてバイクを購入するとき、立ちごけする自信しかなかったのでスライダーを取り付けました。
サイドバッグでダメージ軽減
ツーリングの時におすすめしたいのがサイドバッグ。
積載量が増えるだけでなく、立ちごけの際に車体と地面の間にサイドバッグがあることで、車体へのダメージが軽減されます。
一度キャンプツーリングで立ちごけしたことがあるのですが、サイドバッグのおかげでバイクは無傷でした。
自分で「いい買い物をした」と思えたのでサイドバッグ、おすすめです。
バイク初心者に紹介したいその他のノウハウ
今回の記事は以上となります。
お読みいただきありがとうございました。
この記事では紹介しきれなかった、バイク初心者に向けたバイク購入から初めての公道、安全に楽しくツーリングするためのノウハウをこちらで紹介しています!
スポンサーリンク