MotoCamp~キャンプ好きなライダー日記~

キャンプ好きライダーが書く、バイク&キャンプについてのブログです。

タンデム北海道ツーリング2019【1日目】千歳市~帯広~上士幌町

f:id:motocamp:20190910210509j:plain

こんにちは、MotoCampです!

2019年も行ってまいりました、北海道ツーリング!

2018年と同様、奥さんを後ろに乗せてのタンデム北海道ツーリングです。

キャンプ道具もたっぷり載せて、キャンプメインでの6日間の道中の様子や訪れたところの魅力をお伝えしていきたいと思います。

のんびりやっていきますのでお付き合いよろしくお願いします。

ちなみに!

youtubeで旅の動画も公開しておりますので、動画が良い方はこちらでご覧くださいませ。

youtu.be

 

 

千歳ライダーハウスを出発

f:id:motocamp:20190910183441j:plain

前日の夜に北海道へ到着し、千歳ライダーハウスで一泊してから出発しました。

千歳ライダーハウスは苫小牧のフェリーターミナルからも30~40分程度の距離にあるライダーハウス。

一泊1,000円で格安なのに、とても清潔な宿です。

女性が利用する旨を予約の際に伝えれば個室を用意してくれたりと、女性も安心して使えるライダーハウスです。

2019年で利用するのが3度目ですが、いつ利用してもきれいに掃除してあり、おかみさんの毎日の頑張りが伝わってきます。

「いつまでできるかねえ」というおかみさんのぼそっと言った言葉がちょっと寂しい。

 

帯広 豚丼屋「いっぴん」

 お昼時なので帯広市にある豚丼の名店「いっぴん」へ。

 

お昼時にいったら休日ということもあり、行列で1時間待ち!

ここまで来たので待ちましたが、待ったかいがありました。

炭火焼豚丼が香ばしい!!!

帯広市のいっぴんが提供する豚丼

  

帯広 六花亭本店

まだまだ食べるぞ、ということで六花亭本店へ。 

 

豊富なスイーツで評判の六花亭ですが、本店には限定のスイーツがあります。

賞味期限数時間のさくさくパイとか、なんとかサンドとか。

詳しい名前は忘れましたがw美味しかった記憶は脳髄に焼き付けられました。

六花亭本店の限定スイーツ

六花亭にはカフェがありますが、買ったその場で食べられるイートインコーナーもあります。バイクを敷地内に停めることもできるので、バイクでふらっと食べに行きやすいですよ。 

十勝牧場 白樺並木

帯広で満腹になった後は北へ向かい、白樺並木へ向かいます。 

名前の通り、白樺のきれいな並木道!

帯広市内からは10数キロなので、帯広に行くついでに寄るのがおすすめです。

十勝牧場 白樺並木

 

上士幌町 航空公園キャンプ場

そんな感じで帯広周辺を満喫したのでキャンプ場へ。

今夜のお宿は航空公園キャンプ場です。 

 

初心者にも使いやすい、きれいなキャンプでした。

大事なことではないですが、受付のおじさんのリーゼントが決まっていた。

上士幌町航空公園キャンプ場

開放感すごい・・・

開放感すごすぎて、仮にまっ裸で走っている人がいても私は疑問に思わないかもしれない。

上士幌町航空公園キャンプ場

 航空公園キャンプ場の詳細な内容については別記事で紹介しています。

www.motocamp-japan.net

 

そんな感じの北海道ツーリング1日目でした。

2日目も元気に奥さん後ろに乗せて走っていきます。

お読みいただきありがとうございました!

 

>>>2日目 準備中

【レビュー】上士幌航空公園キャンプ場へキャンツー

航空公園キャンプ場

こんにちは、MotoCampです!

今回は北海道、上士幌町の航空公園キャンプ場についてお伝えします。

2019年8月に北海道ツーリングで利用しました。

開放感がたっぷりで、きれいで安心して使えるキャンプ場です!

【目次】

スポンサーリンク
 

 

キャンプ場の場所

上士幌航空公園キャンプ場は上士幌町の中心から車・バイクで5分ほど離れたところにあるキャンプ場です。

帯広市からは車で30分といったところでしょうか。

上士幌町航空公園キャンプ場のHP 

キャンプ場の概要

地面種類:芝生
ロケーション:原っぱ、全体的にフラット
車両の乗り入れ:不可
リアカー:貸し出しあり
炊事場:かまどと水道が複数あり。一部は屋根つき
トイレ:一ヶ所。水洗で清潔
ゴミ捨て場:あり。無料
自販機:なし
売店:なし
ランドリー:なし
シャワー:なし
買い出し:セイコーマートまで車で5分
ガソリンスタンド:車で5分
温泉:ふれあいプラザまで車で5分
ペット:不可
焚き火:焚き火台を使えばOK

 

ロケーション

航空公園キャンプ場は芝生のキャンプ場です。

こういった一面の芝生のキャンプ場があるあたり、さすが北海道!

地面はやわらかく、アルミペグで楽に刺すことができました。

周囲は林に囲まれており、虫が飛んでいます。

蚊取り線香などの虫よけ対策は必須です!

うっかり虫よけスプレーをするのを忘れたら蚊に刺されました・・。

航空公園キャンプ場,

 

キャンプ場内は車両の乗り入れは禁止です。

大体駐車場からキャンプ場までは1分も歩けば入れますが、リアカーの貸し出しもあります。

航空公園キャンプ場

 

炊事場

 キャンプ場内に炊事場は複数点在しており、利便性は高いです。

航空公園キャンプ場

 

いくつかは広めの屋根付きとなっており、雨天時にも調理がしやすいです。

 

トイレ

 トイレはかなり清潔でした。

航空公園キャンプ場

 

その他の設備 

イスやかまども複数設置されていました。

テーブルのないキャンパーにとってはこういうのありがたいんですよね。

 

キャンプ場内には電灯が設置されており、夜間も明るいです。

ランタンを忘れてもなんとかなりそうなくらい明るい。

光に敏感な方はアイマスク等があると安眠できるかも。

航空公園キャンプ場

 

キャンプツーリングでありがたいのがゴミ捨て場。

こちらのキャンプ場にも設置されておりました。 

航空公園キャンプ場

 

まとめ

というわけで上士幌町の航空公園キャンプ場のレビューでした。

総評としては初心者でも安心して使えるキャンプ場だと思います。

キャンプに最低限必要な施設はきちんとそろっており、買い出しや温泉も近くにあります。

ハイシーズンには混むとの公式コメントもある一方、今回利用したのは8月下旬でしたが、かなりガラガラで相当なゆとりをもって利用できました。

以上、航空公園キャンプ場のレビューでした!

スポンサーリンク
 

覚えておきたいバイクでの立ちごけの原因と対策

f:id:motocamp:20190901172451j:plain

スポンサーリンク
 

 

立ちごけとは?

バイクの「立ちごけ」とは停車時または低速時にバイクのバランスを崩して倒れてしまうことです。

走っていれば安定するバイクですが、低速時には安定性が低下します。

お世話になっているバイクショップの店長さん曰く、

「400㏄以上では、ほぼ全員が立ちごけしている」

とのこと。

バイクに乗る以上、立ちごけはだれもが通る道といえます。

立ちごけすると、たいがいバイクに傷がついたりパーツが曲がったりと、精神的にも金銭的にもダメージがきます。

立ちごけのせいで何度ブレーキペダルを替えたことでしょう・・・。

こける原因やシチュエーション

ではどのような原因やシチュエーションで立ちごけが起きるのでしょうか?

自分の経験した場合や聞いた話をまとめますと、こんなシチュエーションで立ちごけがおきています。

  • 停車しようとしたときに足を出すのが遅くてこける
  • 進行方向に対して横方向に道路が傾斜しており、足がうまく地面につかず立ちごけ
  • 無理にUターンしようとした
  • 坂道でUターンしようとしてバランスを崩す
  • バイクを降りて押しているときに段差や傾斜に足を取られた
  • サイドスタンドがちゃんと下ろせてなかった
  • 砂利道でバランスを崩した

 

こういった背景をまとめると、

  • 地面の傾斜や路面状況の悪さに気づかない
  • 疲労などによる注意力の低下

このような原因に集約できると思います。

 

立ちごけしないために

では立ちごけをしないためにどのようなことに気をつければ良いのでしょうか?

一つには「集中力を保つためにこまめな休憩」が挙げられます。

また、立ちごけの原因となる地面の傾斜があるところではしっかりと足をつける、Uターンの際は足を付けて慎重に行うなどの注意が必要になります。

砂利道などの悪路ではローギアでエンジンの回転数を上げ、車体を安定させましょう。

立ちごけのダメージを減らすために

それでもやっぱり立ちごけってやってしまうことがあります、人間ですから。

どうすれば車体へのダメージを軽減できるでしょうか。

 

エンジンガードやスライダーの活用

まずは定番。

エンジンガードやスライダーがあれば立ちごけの時の衝撃を引き受けてくれます。

新車でバイクを購入する際は取り付け工賃をおまけしてくれることがあるので、積極的に取り付けを検討してみましょう。

私も初めてバイクを購入するとき、立ちごけする自信しかなかったのでスライダーを取り付けました。

 

サイドバッグでダメージ軽減

ツーリングの時におすすめしたいのがサイドバッグ。

積載量が増えるだけでなく、立ちごけの際に車体と地面の間にサイドバッグがあることで、車体へのダメージが軽減されます。

一度キャンプツーリングで立ちごけしたことがあるのですが、サイドバッグのおかげでバイクは無傷でした。

自分で「いい買い物をした」と思えたのでサイドバッグ、おすすめです。

バイク初心者に紹介したいその他のノウハウ

今回の記事は以上となります。

お読みいただきありがとうございました。

この記事では紹介しきれなかった、バイク初心者に向けたバイク購入から初めての公道、安全に楽しくツーリングするためのノウハウをこちらで紹介しています!

www.motocamp-japan.net

www.motocamp-japan.net

 

スポンサーリンク
 

youtubeはじめました

f:id:motocamp:20190815214341p:plain

 

 

なんだか「冷やし中華はじめました」

みたいなタイトルになってしまいましたが、とりあえずユーチューブを始めたというご報告でございます。

これまで、バイクやキャンプツーリングのノウハウを中心にブログ記事を書いてきましたが、どうも文章と写真だけでは説明できないことも多いなあと感じることがあり、動画という媒体でもチャレンジしてみたくなりました。

内容はこれまでのブログと大体一緒で、旅行記やバイク&キャンプのハウツーを中心にする予定です。

とりあえず一本作成してみたので、すごく暇で死にそうなときにでも見ていただけたら尻尾を振って喜びます。

 

仮に「チャンネル登録してやってもいいよ」

という聖人のような方がいらっしゃいましたら下のボタンをぽちっと押していただけると五体投地して喜びます。 もう全身投げ出しちゃう。

 

 

これまで通りブログも継続していきますので、今後ともブログ「motocamp」とユーチューブ「motocamp」をよろしくお願いいたします!

チェーンの掃除・メンテナンスのやり方

f:id:motocamp:20190813212615j:plain

こんにちは、MotoCampです!

今回はバイクのチェーンメンテナンス、特にクリーニングと注油についてやり方をご紹介します。

バイクのパワーを無駄なく発揮するためにもこまめにメンテナンスしていきましょう。

 

【目次】

スポンサーリンク
 

 

チェーンメンテナンスの目的

バイクのチェーンはエンジンから生まれたパワーをタイヤの回転に伝える役割があります。

チェーンオイルはチェーンの潤滑や保護のほか、チェーンの機能と寿命の維持もしてくれます。

メンテナンスされていないチェーンだとエンジンの力がスムーズに伝わらず、燃費が悪くなる可能性があります。

また、あまりに状態が悪いチェーンの場合、走行中にチェーンがちぎれて大事故に繋がることもあります。

頻度としては一般に少なくとも1,000kmおきにチェーンへの注油を行うのがよいとされています。

 

用意するもの

チェーンの掃除と注油に必要なのは次の道具です。

  • 拭き取り用の布
  • チェーン清掃用のブラシ
  • チェーンクリーナー
  • チェーンオイル
  • ゴム手袋
  • メンテナンススタンド(あれば便利)

布は家に余っているものを適当に使えば大丈夫です。

 

ブラシは3面タイプだと掃除がしやすいです。

 

チェーンクリーナーとチェーンオイルは必ずチェーン用のものを使いましょう。

多くのバイクに使われているのがシールチェーンという種類で、シールと呼ばれるゴム状のものが使われています。

これがチェーンの潤滑には欠かせないものですが、ゴムなのでケミカル剤などで劣化することがあります。

シールへの攻撃性のない、チェーン用のクリーナーやオイルの使用をおすすめします。

 

呉工業のチェーンルブ(チェーンオイル)は定番です。

リーズナブルな価格が嬉しい。

 

ワコーズのチェーンルブはさび止め効果があり、さらに水置換性があります。

つまりチェーンが濡れていても使えるので、洗車の直後でも注油ができて便利。

 

ゴム手袋は何でも良いですが、よく使うのでまとめ買いしておくと便利です。

 

メンテナンススタンドはチェーンメンテナンスではあれば楽という程度。 

 

チェーンメンテナンスのやり方

 

スタンドを使うと楽

センタースタンドがある車種や、メンテナンススタンドをお持ちの方はスタンドを立てて作業すると楽です。

f:id:motocamp:20190813212641j:plain


  

まずはチェーン掃除

まずはチェーンの汚れと錆びを落とします。

手が汚れないようにゴム手袋をしてからチェーンクリーナーを吹き付け、ブラシでこすります。

f:id:motocamp:20190813204236j:plain

f:id:motocamp:20190813204320j:plain

チェーンクリーナーは飛び散らないように軽く布をそえて吹き付けます。

汚れが浮いたら布でぬぐいます。

f:id:motocamp:20190813204303j:plain

タイヤを回してチェーンを送りながら作業を続けます。

スタンドが無い方はバイクを前後に動かすなどしてチェーンの位置を変えましょう。

くれぐれもエンジンはオフにして作業をしてください。

スタンドを使う際に、アイドリング状態でチェーンを動かして掃除しようとすると、チェーンに手が挟まれて大けがをします。

 

オイルの注油

チェーンが綺麗になったらチェーンオイルを吹き付けます。

これもタイヤなどにかからないように軽く布を添えて行います。

シールチェーンの場合、黒いゴムのようなものがシールですので、これをめがけて吹き付けましょう。

f:id:motocamp:20190813204336j:plain

多めについたときは軽くぬぐいます。

あまりに多いと飛び散ってタイヤのスリップにもなるので注意。

f:id:motocamp:20190813204406j:plain

これにてチェーン掃除と注油はおしまい!

 

おわりに バイク初心者に紹介したいその他のノウハウ

今回の記事は以上となります。

お読みいただきありがとうございました。

この記事では紹介しきれなかった、バイク初心者に向けたバイク購入から初めての公道、安全に楽しくツーリングするためのノウハウをこちらで紹介しています!

www.motocamp-japan.net

www.motocamp-japan.net

 

スポンサーリンク
 

バイクの二人乗り 後ろの人が知っておきたいコツ

f:id:motocamp:20190120134635j:plain

はいこんにちは、MotoCampです!

以前、バイクで二人乗り(タンデム)をする際のライダーのコツについて、記事を書きました。

motocamp.hatenadiary.jp

 

今回は、バイクの後ろに乗る人(タンデマーとか、パッセンジャーと呼びます)の乗る前の準備や実際に乗ったときのコツや注意点について書いていきます。

 

この記事は 

「彼氏や友人にツーリングに誘われたけど、後ろに乗るときなにか気を付けることはあるの?」

「バイクって怖そうだけど、安全面はどうすればいい?」

そんな疑問や不安を持っている人に向けて書いています!

特に後ろに乗ることになった女性が、どんな準備をすればいいかについても詳しく説明していきます。

 

【目次】

  • バイクに乗るときの服装
    • 服装のポイント
    • ヘルメットとグローブ
  • バイクの乗り降り
  • 乗っているときのコツ
    • 荷物になりきる
    • ニーグリップ
    • グラブバーや腰を掴むのがおすすめ 
    • 急ブレーキのとき
  • タンデムをサポートするアイテム
    • ジェルパッドパンツ
    • ネックウォーマー
  • まとめ

スポンサーリンク
 

バイクに乗るときの服装

服装のポイント

服装で気を付けるポイントは次の5点です。

万が一バイクが転倒したときにけがをしないよう、基本的に肌を露出させないように心がけてみてください。 

・長袖・ロングパンツが基本で、風でばたつかないもの。

・足元はくるぶしの隠れるブーツが理想(なければスニーカー)

・春秋は風で寒いかもしれないので一枚上着があると良い

・大きなピアス・髪留めはヘルメットに引っかかるのでつけない

・カバンはリュックかメッセンジャーバッグなど、手に持たないもの

 

ヘルメットとグローブ

次にヘルメットとグローブですが、この2つは「ヘルメットとグローブは貸してもらえるの?」とライダーに聞いておきましょう。

 

普通どちらも用意してくれると思いますが、グローブがない場合、自分の持っている手袋をもっていきましょう。

なにも無いときは軍手とかでも仕方ないですが、丈夫な革製のものだと安心です!

 

ヘルメットについては「ジェット」タイプか「フルフェイス」タイプを身に付けるようにしましょう。

 

「ジェット」とは頭の側面まで保護するタイプのヘルメットを指します。

 

「フルフェイス」とは頭部をすべて守るヘルメットを指します。

ヘルメットの中では最も保護される範囲が広いです! 

 

もしライダーがあなたに「半ヘル」をつけさせるときは、乗るのをやめたほうがいいです。

「半ヘル」とは頭頂部のみ守るタイプのもので、

頭の側面やアゴ、顔がむき出しです。 

万が一の事故があったときにあなたの大事な頭と顔が守れません。

 

きつい言い方ですが、そんなものをつけさせる人のバイクには、乗らない方が身のためです。

 

また、中には

「ヘルメットをかぶると髪型がくずれる」とお悩みの方もいるとは思います。

髪の毛がヘルメットでぺったんこになるのが嫌なのはよくわかります。 

わかりますが、やっぱり髪の毛ぺったんこになるより、死んだり顔が無くなるほうが悲惨なので、ヘルメットはしっかりとかぶりましょう!

 

 

バイクの乗り降り

 

ツーリングの当日に待ち合わせして、これからバイクに乗ろうとしているとします。

タンデマー(バイクの後ろに乗る人)がバイクに乗り降りするときに気を付けるポイントとしては、

・乗るとき、降りるときは必ずライダーが「いいよ」って言ってから

・乗るときは片側に大きく体重をかけずに、なるべくバイクの中心に体重をかけながら乗る 

この2点を気を付けましょう。

 

ポイント1つ目の声掛けは、タンデマー(後ろに乗る人)が勝手に乗り降りされるとバイクは簡単にバランスを崩して転倒するので、その防止のためです。 

2つ目については同じく転倒防止のためです。

タンデマーの体格の関係で難しい場合、片側のステップに足をかけて乗りましょう。

f:id:motocamp:20190217111224j:plain

乗るときはお互い一声かける

 

f:id:motocamp:20190217113405j:plain

タンデマーはバイクの中心に体重をかけながらまたがって乗ります。片側だけに体重をかけると転倒の原因に。体格の関係で無理な場合は一言ライダーに断ってステップに足を載せて乗りましょう。


 

スポンサーリンク

 

 

乗っているときのコツ

 

さて、乗り込んでこれからバイクが発進するところだとします。

バイクは特性上、タンデマー(後ろに乗る人)も安全に配慮して行動しないといけない乗り物です。

主にタンデマーが運転中に気を付けるポイントは 

・荷物になりきる
・ニーグリップ
・ライダーの腰やグラブバーを握っておく 

の三点です。

 

荷物になりきる

 

タンデマーは「荷物」とか「お地蔵さん」になってもらうのが一番といわれています。

要は「バイクが傾いたらタンデマーも一緒に傾く」ことが重要です。

バイクは車体が傾いてカーブを曲がります。

もしタンデマーがバイクが傾くのを怖がって体を垂直に戻したなら、バイクはカーブを曲がれないでしょう。

逆に、タンデマーが面白がって必要以上に体を傾ければ、バイクはバランスを崩して転倒してしまうかもしれません。 

タンデマーの挙動がバイクに影響するため、タンデマーはライダーおよびバイクと一体の動きをしてほしいのです。

 

ニーグリップ

 

ライダーと一体の動作をしてもらう上で大事なのがニーグリップです。 

タンデマーの場合、ライダーの腰をヒザで挟んでホールドするようにします。

そうすることで体が安定するため、ライダーの運転が楽になります。

 

タンデマーがニーグリップするメリットは、 

・カーブのとき、タンデマーがライダーと一体となるので曲がりやすい

・急ブレーキのとき、ライダーはタンデマーの体重を下半身で支えられる 

2点がメリットとして挙げられます。

 

タンデマーに余裕があればぜひ実践してほしいところです。

仮にタンデマーのニーグリップが甘い状態で急ブレーキをかけると、タンデマーはライダーの上半身に寄りかかってきます。

このとき、ライダーはこの重さを腕で支えなければならなくなることを頭のすみに置いておいてください。

 

グラブバーや腰を掴むのがおすすめ 

 

初めてバイクの後ろに乗るときにどこをつかむのが良いのか、お伝えします。

特に背もたれなどがない、体を預けるところがない車種では、大事なポイントです。

 

掴むところのパターンとしては 

①バイクのグラブバーやベルト

②ライダーの腰

③ライダーの肩

④ライダーに抱き着く 

が挙げられます。

(グラブバーとは、バイクの後ろに乗る人がつかまるための棒やでっぱりのことです)

  

おすすめは片手はグラブバーを掴み、もう片手はライダーの腰を掴むやり方です。

 

後ろのグラブバーだけを掴むと、急発進のとき体を支えづらく、ライダーの腰だけを掴むと、急ブレーキのとき体を支えづらくなります。

両方の事態を考えて、前後で体を支えられると良いと思います。 

 

 

改めてタンデムの乗車姿勢のメリットデメリットをあげると次のようになります。

つかまり方はライダーの好みもあるので、どこをつかめば良いのか相談しながら決めてみましょう。 

 

①片手でグラブバー、もう片手でライダーの腰を掴む乗り方

f:id:motocamp:20190216232055j:plain

メリット:最も安定する乗り方。加速・減速両方に対処できます。

デメリット:特になし。しいて言うなら見た目がガチっぽい。

 

②両手でグラブバー を掴む乗り方

 

f:id:motocamp:20190216232123j:plain

メリット:体が安定し、減速に対応しやすい。これもおすすめです。

デメリット:後ろにグラブバーがある場合、止むをえず急加速したとき、タンデマーが対処できない可能性もあるのが心配。

 

 

③肩を掴む乗り方

f:id:motocamp:20190216232150j:plain
メリット:比較的ライダーの動きを制限しない。加速・減速にある程度対応できる。

デメリット:グラブバーを掴むときと比べてタンデマーが安定しない。

急ブレーキのときにライダーの上半身に負荷が強くかかる。

 

④抱きつく乗り方

f:id:motocamp:20190216232211j:plain

メリット:カップルの場合、いちゃいちゃ感をエンジョイできる。

デメリット:男同士だとお互いまったくうれしくない。

ライダーの体の動きはとても阻害されるので、運転しづらい。

 

スポンサーリンク
 

急ブレーキのとき

ライダーが安全運転をしていても、やむを得ず急ブレーキをしないといけないときがあります。

車と違い、タンデマーも急ブレーキに対処しないとバイクから振り落とされる可能性があります。

急ブレーキに対処するためのコツは次の3点です。

 

・運転中は前方を見て道路状況を把握しておき、急ブレーキを踏むのを事前に察知できるようにしておく。

・急ブレーキ中はニーグリップ(膝でライダーの腰を強く挟む)で、自分の体重を下半身で支える。

・自分の体重を支えられず、上半身が前につんのめりそうになったら、ライダーの肩を押すよりもガソリンタンクを押すようにして体を支えるとライダーが楽。

 

タンデムをサポートするアイテム

 

色々と説明してきましたが、最後にタンデムツーリングを快適にするアイテムをいくつか紹介します。

 

ジェルパッドパンツ

 

バイクのタンデムシートは、バイクの種類によっては小さく、あまり乗り心地が良くないものがあります。

お尻にジェルパッドのあるパンツをはくと、バイクからくる振動や衝撃を和らげてくれます。

お尻が痛くなりやすい人、痔の人などにおすすめです!!

 

 

ネックウォーマー

 

春秋は意外と気温が下がったりするものです。

首元から冷気が入ると体温が奪われますので、ネックウォーマーをしておくと安心です。

特に冷え性の方はバイクに乗ると予想以上に体が冷えることがあるので、春秋でも暖かくしておきましょう! 

 

 

 

まとめ

 

最後までおつきあいいただき、ありがとうございます。

タンデムツーリングは何よりもライダーがタンデマーへきちんとケアすることが大事です。

同時に、タンデマーもバイクの特性を理解して、安全運転に参加することも必要です。 

気を付けることは少なくないですが、バイクからの眺めや、目的地に着いた達成感を共有できる楽しみは、タンデムツーリングならでは! 

それでは皆さん良いタンデムツーリングを~!

 

スポンサーリンク
 

続きを読む

キャンプツーリングでの積載の方法とコツ

f:id:motocamp:20190808174246j:plain

こんにちは、MotoCampです。

今回の記事はキャンプツーリングで気をつけたい荷物の積載の方法やポイントについてです。

色々と試してみて、自分なりに積載のコツのようなものが出来たのでご紹介します。

キャンツー初心者の参考になれば幸いです。

 

【目次】

スポンサーリンク
 

 

積載の方法の紹介

 

まずはどうやって荷物を積むか?

シート部分やキャリア部分に載せるメインの積載方法についてです。

最も荷物を多く載せられる部分ですが、色々なやり方があります。

以下に方法を紹介しますが、1つだけでなく、複数利用するライダーもいます。

まずはそれぞれのメリットを挙げると次のようになります。

 

メイン積載① シートバッグ

バイクの後部シートに専用のバッグを載せて固定する方法です。

シートバッグは荷物の収納だけでなく、固定方法や使い勝手などバイク用によく考慮されています。

初心者を始めとした、万人におすすめの方法です。

タナックスのキャンピングシートバッグ2が定番ですが、バイク乗りのことをよく考えた、本当に使いやすい良いバッグです。

 

 

メイン積載② トップケース

トップケースはキャリアがあれば取り付けられる、プラスチックや金属のケースです。

キャリアが必要なのと、ケースをキャリアに固定するアタッチメントが各メーカーごとに必要になります。

メリットとしてはカギをかけられるので防犯性が高い点が挙げられます。

さらに雨で濡れる心配も無くなります。

ただバイクの種類によってはビジュアルが悪くなるので、購入するかはバイクとの相性を考える必要があります。

 

 

メイン積載③ ツーリングネット

ツーリングネットはリーズナブルな価格の方法です。

後部シートに荷物を載せて、ネットでくるんで落ちないようようにします。

シートバッグをメインにして、ツーリングネットを補助の積載としても利用しやすいです。

一方、荷物が多いときはロープも併用するなどして荷物の固定をしっかりする必要があり、固定が甘いと荷崩れが起きやすいのが難点。
加えて荷物は基本雨ざらしになるので、雨天時はブルーシートで覆うなどの対策が必要です。

 

 

メイン積載④ ホームセンター箱

DIY好きな人向け。

ホームセンターで売っているプラスチックの箱、通称ホムセン箱を購入し、バイクに固定できるよう改良したものです。

ホムセン箱は外せばキャンプ時にテーブルとしても利用でき、利便性も高いのも魅力です。

シンプルに荷締めベルトで固定する人、箱にフックを取り付けてロープで固定する人など先人達が試行錯誤して積載してきました。

作成にかかるお金も数千円と安価で、雨にも強いため、好む人も多いです。

DIYの手間を楽しめる方にはおすすめの方法です。

 

 

サイドバッグがあればなにかと便利

サイドバッグはバイクの両方サイドまたは片方サイドに取り付けるバッグです。

大きく分けて布や革のソフトタイプ、カーボンや金属性のハードタイプ、中間のセミハードタイプの3つがあります。

サイドバッグを使用すればそれだけで積載量が増やせますが、さらにメリットが2つあります。

1つは低い位置に荷物を載せるため、重心が下がってバイクの操縦がしやすくなります。

もう1つは立ちごけの際、サイドバッグが緩衝材になって車体へのダメージを和らげてくれることがあります。

 

 

荷造り・積載のポイント

では普段私が実践しているキャンプツーリングでの荷造りや積載のポイントについてご紹介していきます。

ちなみに私は普段タナックスのキャンピングシートバッグ2とサイドバッグを使って道具を積載しています。 

 

積載の前に養生テープを貼ろう 

いくつか荷造りの方法を紹介しましたが、実際にバイクに荷物を載せる前に、まず養生テープで車体とバッグやロープなどがこすれそうな部分を保護しておきましょう。

荷物を何時間も載せて走っていると荷物が車体をこすって傷がついたり、塗装がはげることがあります。

また、車体を保護する際はくれぐれもはがしやすい養生テープを使いましょう。ガムテープだと使った後にうまくはがれなくて大変です。

 

 

 

荷物は濡れる前提で


何泊かのツーリングになれば、日程の全部で天候に恵まれることは珍しいです。

だいたいどこかで急な雨に降られたりします。
電子機器や服などの濡れては困るものは、あらかじめフタ付きの容器かビニール袋に入れておくと、いざというとき安心です!

ただでさえ急な雨が降った時、カッパを着たりとあわただしくなりがち。

大事な荷物は最低限濡れないようにしておけば、いざという時に精神的に落ち着いて運転もできます。

 

キャンプ場で使わない物はサイトバッグへ

実際に荷造りする際、工具や整備用品、雨対策のカッパなどはキャンプ場で利用しませんので、キャンプ場内に持って行くシートバッグには入れず、サイドバッグに入れておきます。

 

キャンプ場でのみ使うものはシートバッグ底へ

シートバッグに荷物を詰める際、テントなどのキャンプ場でのみ使う道具はツーリング中に取り出したりしませんので、シートバッグの底に入れておきます。

逆に、防寒着などは頻繁に取り出したりしまったりするので、バッグの取り出しやすいところにしまっておきます。

 

重さは左右均等に・重心は低く

荷物を色々と積んでバイクの全体重量が増えると、左右の重さのバランスと重心の低さが大事になってきます。 

左右の重さを均等にすることでバランスを保って立ちごけを防止できますし、重たいものを低い位置に積むことで走行時の安定性が高められます。 

シートバッグ・サイドバッグは左右の重さを均等にし、シートバッグの底にはなるべく重たいものをいれましょう。

テントを底にしまうのもその狙いがあります。 

 

まとめ・その他のキャンツーのノウハウ

今回の記事は以上となります。

積載量の限られたバイクなので、荷造りや積載には悩むことがあると思いますが、この記事で少しでも解消できたなら嬉しいです。

また、ほかのキャンプツーリングのノウハウなどについては以下の記事から紹介していますのでよければご覧ください。

お付き合いいただきありがとうございました!

www.motocamp-japan.net 

スポンサーリンク