MotoCamp~キャンプ好きなライダー日記~

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タナックス【スマートタンクバッグL】(MFK178)のレビュー

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こんにちは、MotoCampです!
今回は愛用しているタナックスのスマートタンクバッグL(MFK-178)のレビューです。

たびたびこのブログでも登場しているバッグですが、実際に使ってみて、10,000km以上走ってみての感想や使い勝手など書いていきます。

タンクバッグを買おうか迷っている方や、どのメーカー、型番にしようか迷っている方の参考になれば嬉しいです。 

 

【目次】

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タンクバッグって便利!

タンクバッグはバイクのガソリンタンクの上にくっつけて使用するバッグです。

タンクの上にあるのでハンドルから手を離してすぐに荷物を取り出せますし、地図を確認するのも楽です。

 

ETCの無いバイクの場合、高速料金を払うときなど、タンクバッグからスッと財布を出せるので便利です。

また、タンクバッグの中にモバイルバッテリーを入れておけば、ナビ代わりにしているスマホの充電もスムーズにできます。

取り付けも磁石でペタンと付けておしまいなので、面倒な取り付け作業もありません。

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ファスナーにはドローコードもついており、グローブをしたまま中の荷物の出し入れも可能です! 

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容量

気になる容量ですが、スマートタンクバッグLは標準が9リットル、拡張して17リットルの荷物が入ります。

通常時:9リットル

9リットルってどれくらいなのかといいますと、

・財布
・タオル
・水筒
・コンパクト一眼のカメラ
・モバイルバッテリー
・ツーリングマップル2冊
これくらいのものが一度に入ります。
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拡張時:17リットル

拡張して17リットルにすればもっと入ります。さきほどの荷物に加えて、カッパ(写真はワークマンのレインスーツ バイカーズ)も収納可能に。f:id:motocamp:20190403113522j:plain

 

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f:id:motocamp:20190403113738j:plain日帰りのツーリングにはタンクバッグ1つでも十分荷物を持って行けそうです。もちろん泊りがけのツーリングやキャンプツーリングにも積載力アップに一役買ってくれます。 

ツーリングマップルとの相性

ご存じタンクバッグは「ツーリングマップルR」がぴったり入ります。 f:id:motocamp:20190315112150j:plainスマホでナビをする時代なので、運転中に地図をずっと見るようなことはあまりありません。しかし周辺の観光地や地理情報など、ツーリングマップルのほうが情報を得やすいものも少なくなく、ツーリング中にぱっと地図を見られるのは便利です。
 

取り付け例 

バイクに載せたときのビジュアルも気になるところ。 実際にバイクに載せたときの見た目など確認してみましょう。

通常サイズの場合

スマートタンクバッグLをスズキのGSR400に取り付けてみました。

Lサイズですがすっきりとしたサイズ感だと思います。タンクの形状が変わっているオフロードやアドベンチャータイプだと合わない可能性もありますが、ネイキッドやアメリカン、スーパースポーツまで幅広く使えそうです。

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拡張サイズの場合

拡張サイズにすると容量が増えるため、かなり大きく感じます。

それなりに高さがありますが、ネイキッドやアメリカンの場合は全く運転の邪魔にはなりません。ただ極端に前傾姿勢が強いられる車種だとバッグが胸にあたるなど、やや相性が良くない場合もあります。

ただ最近のスーパースポーツのモデルは、あまり前傾がきつくないものが多いです。例えばNINJA250に取り付けている人もよく見かけます。

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写真だと計器類が隠れてますが、実際の運転中は計器類はちゃんと見れます!

 

防犯性を高めるために

タンクバッグは非常に便利ですが、あまり手で持って運ぶのには向きません。

自然とバイクに載せっぱなしになるのですが、怖いのが盗難。

貴重品は必ず身に着けておくとして、こまごまとしたものはバッグに残す人も多いはずです。

バッグを開けられたり、持ち去られたりするのが心配になるのではないでしょうか?

そんな中私がよくやるのは、ダイヤル式のワイヤーロックをタンクバッグのファスナーに通して、ハンドルやミラーに固定しておく方法です。

強力なカッターには切断されてしまいますが、場当たり的な窃盗には対抗できると思います。

ワイヤーロックがガソリンタンクを傷つけないよう、養生テープをロックに貼っておきましょう!

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タンクを傷つけないために 

ご紹介のタンクバッグは磁石でタンクに固定するものです。

ここで気を付けなければいけないのは砂鉄の存在。外でタンクバッグを地面に置くと、砂鉄が磁石につき、それがバイクのタンクを傷つける原因になることがあります。

タンクバッグを置くときはなるべく磁石の面を上に、つまりビニールの面を下にして置くと、砂鉄によるトラブルが防げます。

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ちなみに私はスマートタンクバッグLを2年以上使っていますが、タンクに傷がついたことはありません!

 

タンクがプラスチックの場合は吸盤のものを 

ここまでご紹介してきましたタンクバッグですが、ホンダのNC750など通常のガソリンタンクにあたる部分が金属ではなく、プラスチック製の場合は磁石が機能しませんので、吸盤で固定するタイプのものを利用しましょう。

 

まとめ

では最後にまとめです。

全体的な満足度

スマートタンクバッグLを利用して2年ほど。10,000km以上走ったり、北海道も1周半してきました。今のところの感想としては

「もうタンクバッグなしにはツーリングに行けない!」

というくらい満足してます。

積載の限られるネイキッドバイクにとって最大17リットルの容量が確保できるのは魅力ですし、取り付けが容易なのも本当に助かります。

取り付けが容易ですが、磁石が強力なので高速道路で飛んでいくようなことも今まで一度もありませんでした!

 

耐久性も十分で、今のところ布地がほつれたり、ファスナーが壊れるようなこともありません。ビニール部分が経年相応に汚れてきたくらいです。

付属の防水カバーも機能は十分で、雨天時にきちんとカバーをすれば、中身が濡れることもありません。 

こんな人におすすめ 

スマートタンクバッグLがおすすめなのはこんな人です。

・とりあえずツーリングに行くから荷物を入れるバッグが欲しい人。

・バイクにETCがなく、高速の料金所で精算をよくする人。

・リュックを背負い続けると肩が凝る人。

・キャンプツーリングに行くので荷物が多い人。

 

車種ごとの相性 

個人的に車種との相性をまとめてみました。細かい車種やタンクの形状によっては相性が異なることもあると思うので、参考程度にご覧ください。

◎ネイキッド:見た目、使い勝手ともにまったく問題なし。おすすめできます。

◎アメリカン:ネイキッドと同じく、相性がいいです。

◎ツアラー:同じく相性よし。一部のアドベンチャータイプはタンクの形状との関係で相性が良くないものも。

〇スーパースポーツ:通常サイズは問題ないですが、前傾のきつい車種によっては拡張サイズにしたときに体に当たらないかは要確認です。

△オフロード:タンクの形状が独特なもの、素材がプラスチック製のものは取り付けが難しい場合があります。オフロード用のタンクバッグを選びましょう。

 

というわけでタナックスのスマートタンクバッグLをレビューしてきましたが、いかがだったでしょうか。購入を検討中の方の参考になれば幸いです。

お読みくださりありがとうございました!

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