【初心者】北海道ツーリングの魅力・日数・費用などについてまるっと説明
こんにちは、MotoCampです!
このページをご覧になっている方は、これから北海道ツーリングに行こうかと計画している方でしょうか?
北海道ツーリング、本当に楽しいですからぜひ行ってください!
私も2年連続で北海道に行きました。
1度目はソロで。
2度目はタンデムで。
北海道は遠く、広大で、何日もツーリングするため色々と準備をしたり悩んだりしました。
そして実際に行って帰ってきたうえで、その経験がこれから行く人の参考になるといいなと思ってこの記事を書きました。
「北海道ツーリングってどんなだろうな」と思う人が
「なるほどこんな感じか、実際に行ってみよう!いつ行こうかな」と
思えるよう、北海道ツーリングの概要や魅力・かかる費用についてなるべくわかりやすく情報をまとめてみました。
参考になれば嬉しいです。
【目次】
- 北海道ツーリングの魅力
- 北海道までの移動手段
- 北海道ツーリングの日程など
- 北海道ツーリングに行くと決めるまで
- 北海道ツーリング中の宿
- セイコーマートを活用しよう!
- 北海道ツーリングの予算・かかる費用
- 北海道ツーリングの持ち物
- 終わりに
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北海道ツーリングの魅力
もう知っている方も多いと思いますが、北海道ツーリングには魅力がたくさん!
すべてを語ることは難しいですが、簡単に紹介してみたいと思います。
食べ物
北海道はとにかく食べ物が美味しい!!
野菜も、魚介類も、肉も食べてみて
「えっ!!うまっ!!」
と思わず声に出るレベルです。
どの町にもなにかしら名産があり、それがどれもうまい!
どうなってんだ!
風景
北海道はとにかく広いです。
自分が島国にいることを忘れるくらい広大で、各地に素晴らしいパノラマが広がっています。
走って良し!
眺めて良し!の素晴らしい道が続いています。
そのほか北海道のおすすめルートは以下の記事で詳しく説明しています。
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北海道までの移動手段
北海道に行くまでにどうやって行くか?
大きくわけてフェリーと自走の二通りがあります。
フェリー
フェリーにバイクを載せて北海道まで運んでもらう方法です。
関東からだと茨城県の大洗港から出ている三井商船フェリーか、
新潟港から出ている新日本海フェリーを使って行くのが一般的です。
中部地域だと名古屋港の太平洋フェリー(仙台経由)、
関西地域からだと福井県の敦賀港から出ている新日本海フェリーか
京都府の舞鶴港から出ている同じく新日本海フェリーが一般的です。
中国・四国の場合は最寄りが京都の舞鶴港なので、舞鶴港まで自走する必要があります。
九州の場合、直行フェリーがないので新門地港から乗り継ぐほかありません。
一例を挙げると東京行きのフェリーが出ていますので、新門司→東京→(自走)→大洗港と行く方法があります。
自走
青森まで自分のバイクで走っていく、自走という方法があります。
自走と言っても北海道まですべてバイクで行けるわけではなく、青森の八戸港・大間港・青森港のいずれかでフェリーに乗る必要があります。
フェリーと自走どっちがいいの?
フェリーと自走、二通りあると書きましたが、おすすめはフェリーです。
フェリーであれば港から港に移動している間は船内で休むことができます。
しっかり体を休めて北海道に到着後、ツーリングを全力で楽しむことが可能!
一方で自走の場合、例えば東京~青森間は走行距離にして700km以上離れています。
走行時間もノンストップで走り続けても9時間はかかる距離です。
これだけの距離を走るのはなかなか体力的にしんどいです。
これに加えて高速代とガソリン代も加わるので、フェリーと比べても安くはありません。
それでも「なるべく自分のバイクで走りたい!」と
思う人なら自走はありだと思います。
(「北海道まで自走してきた」と言うライダーは達成感をにじませていました)
ただ北海道についてからが本番なので、現地で楽しむ体力を残すために休憩をしっかりとりながら向かうようにしてくださいね。
フェリーの予約は混みやすい 予約時期は?
8月のハイシーズンのフェリーの予約は戦争です笑
大洗港では予約開始と同時にどんどん席が埋まっていきます。
北海道ツーリングのハイシーズンが8月ということもあり、観光・帰省ラッシュと重なっているためと思われます。
各社フェリーの予約開始時期は次の通りです。
・大洗港発(三井商船フェリー) 2か月前
・敦賀港・舞鶴港・新潟港発(新日本海フェリー) 2か月前
・名古屋港(太平洋フェリー) 2か月前
いずれも朝9時から予約開始なので出遅れないようにしましょう!
(2019年1月調べ)
大洗発のフェリー深夜便について、詳しい紹介記事を書きました(2019年1月20日追記)
北海道ツーリングの日程など
そんな北海道へ行って帰ってくるには何日かかるのか?
どれくらいの日程を設ければいいのか?
だれもが気になるところだと思います。
一日の移動距離
北海道ツーリングの日程を考えるにあたって、一日の走行距離はどれくらいでしょうか?
車種にもよりますが、北海道での一日の走行距離は250~300km程度を目安にしてください。
もちろん300kmを超えて走ることもできますが、毎日走るので疲れが溜まってしまうことが心配です。
また、走りっぱなしではなくときにはバイクから降りて観光することも楽しいですので、一日の走行距離を250~300km程度にしておくと、ゆとりある北海道ツーリングが楽しめると思います。
1周するのに必要な日数
ではある程度ゆとりをもって北海道を1周するのにどれだけの日数がかかるのか!?
気になるところだと思います。
1周するのに必要な日数は家を出発してから帰るまで2週間を目安としてください。
これは各地で多少観光をしつつ、休憩をしつつ実現できる日数だと思います。
ただ単に1周するのが目標なら1週間あれば可能だと思いますが、それだと日が出てから日没まで走りっぱなしになってしまいます。
体力的にもきついです。
エンジョイするのに必要な日数
「2週間の休みは取れないけど、北海道を楽しむためにはどれくらい必要なの?」
という方は多いと思います。
1周までしないけど、北海道ツーリングを満喫するには家を出てから帰るまで1週間を想定してください。
本州からだとフェリーで自宅から北海道に着くまで1日、往復で2日かかります。
そうすると北海道現地では5日間滞在できます。
5日間あれば、例えば苫小牧港から最北端の宗谷岬まで行って帰ってくるには十分な日程です。
例えば苫小牧港から宗谷岬の間には観光地として有名な富良野や美瑛、海産物が豊富な留萌、夕日がきれいなクッチャロ湖などがあり、十分北海道の魅力を満喫できます。
時間がない人は飛行機で
「1週間も休みがとれません!(泣)」
そんな忙しい人もいると思います。
そんな方は飛行機で北海道まで行ってレンタルバイクを活用しましょう。
自前のバイクにこだわる人はバイクを空輸するサービスもあります。
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北海道ツーリングに行くと決めるまで
フェリーの予約が埋まりやすいことや、一部のフェリー会社には早割制度もあることから、なるべく早く北海道ツーリングの日程を押さえておきたいところです。
一方、働いている人にとってはその期間は休暇を取る必要がありますね。
「フェリーの予約したいけど休めるかわからないし・・・」
そんな不安を感じる方も多いと思います。
人によって色んな事情があると思います。
事情はあるけれど、北海道に行きたい。
ここはひとつ、まず「北海道に行く!」と決めてフェリーを予約しましょう!
「北海道に行く!」と決めてどう休むかを考えてみましょう。
フェリー会社各社では予約は一定期間までならキャンセル料がとられませんし(※)、予約日の変更も可能です。
もしダメでも金銭的な傷は浅くて済みます。
(※)事務手数料がとられる場合があります
サラリーマンなら休みを取るためには仕事をまく、同僚に休みの間のフォローをお願いする(自分からもフォローする)などありますね。
そして一番大事なのは、法律上「有給休暇はいつでもとれる」ということ。
ちょっとお堅い話ですが、有給休暇は労働者の権利です。
(雇用主は断ることはできず、「ちょっとその日休まれると仕事が回らないから別の日に休んで」という時季変更権があるのみです)
早めに休暇の申請をして胸を張って休みましょう!
北海道ツーリング中の宿
さて北海道で何日も過ごすことになるので泊まるところが必要になります。
どういう宿泊のスタイルがあるのか確認してみましょう。
ライダーハウス
ライダーハウスはライダーのための簡易宿泊施設です。
通称「ライハ」。
料金は500円~1,000円程度が中心で、お安く泊まれます。
ホテルのように専業でやっているわけではなく、カフェオーナーが片手間に運営しているなどの場合が多いです。
こういう料金帯と事情ですから、ホスピタリティを期待するのではなく「お邪魔しに行く」くらいの気持ちで行くのがいいかもしれません。
また、基本的に相部屋で雑魚寝なので、寝袋とスリーピングマットが必要な場合が多いです。
相部屋ですがライダーハウスによっては女性専用の部屋がある所もあります。
基本的に人との距離が近いところなので、いい出会いもあれば、「苦手だな~」って人もいます。
人との出会いが旅の醍醐味だと感じられる人におススメですね。
↓↓こちらで行ったことのあるライダーハウスの紹介をしています↓↓
キャンプ
北海道ツーリングの醍醐味の一つ!キャンプです!
北海道はキャンプ場の宝庫で、素晴らしいロケーションで格安で泊まれるキャンプ場が多くあります。
値段の相場は無料~500円くらい。
美しい風景のなかでキャンプをすると本当に病みつきになります!
↓↓キャンプ未経験者用にマニュアル的なものも作ってみました↓↓
ホテル・民宿
ホテルや民宿も北海道の各地にあります。
お金に比較的余裕がある人向けですが、寝袋やキャンプ道具を持たなくて済むので荷物が非常に少なくて済みます。
セイコーマートを活用しよう!
オレンジの看板が目印のセイコーマートというコンビニが北海道各地にあります。
広大な北海道で「休憩したいな~」と思うたびに現われてくれるオアシスです。
北海道の食材を使ったお惣菜が美味しくて、一日一回は利用していました。
キャンプ場の近くにあると本当にありがたくて、キャンプ場を探す際も近くにセイコーマートがあるかは必ずチェックしてました。
北海道ツーリングの予算・かかる費用
旅には少なからずお金がかかるもの。
北海道ツーリングにどれくらいのお金がかかるのか確認してみましょう。
フェリーの予算
北海道まで行って帰ってくる際に利用するフェリーの料金についてです。
大洗港~苫小牧港間で8月のハイシーズンに利用した場合、往復で約26,800円(ツーリスト部屋・往復割引適用後)とバイク料金14,400円(400㏄~750cc)ですので、
合計で26,800円+14,400円=41,200円 ほどとなります。
あくまで一例で、8月中旬のハイシーズンを外した期間はもう少し安くなります。
現地での予算
主に現地でかかるのは飲食代、ガソリン代、宿泊代、温泉代、お土産代などです。
飲食代
朝200円、昼500~1,000円、夜500~1,000円くらいで日中飲み物も買ったりするのを含めると多くて一日2,500円くらいかかります。
もっと切り詰めることもできますが、せっかく北海道にきて食費を削るのももったいないので、食事を楽しむと大体これくらいの金額はかかります。
ガソリン代
一日300km走るとして、25km/l程度の燃費だとすると、大体12リットル程度ガソリンを消費します。1リットル130円としたら
12リットル×130円=1,560円
だいたい1,500円のガソリン代が一日にかかります。
(私は実際このくらいでした)
宿泊代
どこに泊まるかによりますが、ライダーハウスやキャンプ場だと一泊500円程度が多いです。
温泉代
温泉は無料のところも多いですが、大体500円程度が相場です。
現地で5泊した場合
現地で食費+ガソリン代+宿泊代+温泉代を合わせると
2,500円+1,500円+500円+500円=5,000円
一日大体5,000円はかかる計算になります。
無料のキャンプ場に泊まるなどすると、もっと安い場合もありますが、おおむねこのくらいでした。
これを5泊すると大体25,000円くらいになります。
これに加えてお土産代等がかかってくるでしょう。
思わぬ出費に備えよう
北海道ツーリングは最高なのですが、不慮の事故や故障があるとレッカーサービスが必要になります。
広大な北海道ですと、場所によってはレッカー料金がかさんで痛い出費になることがあります。
私も北海道でバイクが故障した経験があり、すごく不安だったことがありました。
あらかじめ距離無制限のロードサービスに加入しておくことで急な出費をすることなく、安心してツーリングを楽しむことができます。
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予算まとめ
話が少し逸れましたが、大洗から行く場合、北海道までのフェリー代が41,200円くらい、現地での5泊分の予算が25,000円くらい。
関東からは合計66,000円程度が1週間の北海道ツーリングの基本予算になります。
そのほか、各地の出発する港の往復と現地費用をまとめると次のようになります。
出発地 | フェリー料金(およそ) | 現地予算(5泊) | 合計(円) |
大洗 | 41,200 | 25,000 | 66,200 |
仙台 | 29,500 | 25,000 | 54,500 |
名古屋 | 43,900 | 25,000 | 68,900 |
舞鶴 | 47,000 | 25,000 | 72,000 |
敦賀 | 47,000 | 25,000 | 72,000 |
新潟 | 31,000 | 25,000 | 56,000 |
※2019年1月調べ。ハイシーズンで早割なし、最も安い客室、バイクは400~750ccの場合
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北海道ツーリングの持ち物
北海道ツーリングでは宿泊方法によって持ち物が大きく変わります。
ホテルや旅館中心なら着替え程度で済みますが、キャンプ中心ならキャンプ道具一式が必要です。
ここですべてを紹介するのは難しいので、詳しくはこちらのリンクで説明しています。
終わりに
北海道ツーリングの概要をまるっと説明してきました。
ボリュームの都合上、すべてを語るのは難しいですが、少しでも北海道ツーリングのイメージが読んだ人に伝わり、これからの準備につながれば嬉しいです。
ここで紹介しきれなかったものは、このサイトの「北海道ツーリングハウツー」カテゴリーで紹介していますので、良ければご覧ください。
最後までお読みくださりありがとうございました!
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