MotoCamp~キャンプ好きなライダー日記~

キャンプ好きライダーが書く、バイク&キャンプについてのブログです。

キャンプツーリングの持ち物リストと基本のポイント

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こんにちは、三度の飯よりキャンプツーリングが好き,MotoCampです! 

何度もキャンプツーリングをやっているのに、荷物に入れ忘れる物がいっこうに無くなりません!

必ずといっていいほど「あ!〇〇忘れた!」を出発1時間後に思い出します。

悲しいほど自分の記憶力が当てにならないので、ここにキャンプツーリングの持ち物・装備リストを作ろうと思います。 

初めての人でも始めやすいように、このリストが参考になればうれしいです。

長くなりますが、お付き合いください。

 

【キャンプツーリング初めての人にはこちらもどうぞ】

www.motocamp-japan.net

 

【目次】

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キャンプツーリングの持ち物・装備リスト

 

まずは私が普段キャンプツーリングに持って行く道具や装備類のリストです。

持ち物の分類別に載せており、さらに重要度でA~Cに分けています。

 

A:必ず持って行くもの

B:季節や日程によって持って行くもの

(防寒着や雨対策、体調管理の面で必要なものです)

C:荷物に余裕があれば持って行くもの

キャンプに必要なもの

A テント
A ペグ打ちハンマー
A グラウンドシート
A 寝袋
A 寝袋マット
A
A 椅子
A テーブル
A コンロ
A コンロカートリッジ
A クッカー
A 食器
A 塩・コショウ
A 食用油
A 割りばし
A コーヒー・お茶
A コップ
A ナイフ
A ロープ 1.5m×2
A ロープ 3m×2
A 懐中電灯
A ランタン
A サンダル
A サングラス
A 帽子
A ライター
A コンロ兼焚き火台
B ハンモック
C タープ
C タープ用ポール
C アルミホイル
C カッティングボード
C やかん

  

ツーリングに必要なもの

A タンクバッグ
A シートバッグ
A 工具
A パンク修理キット
A ビニール手袋
A ツーリングマップル
A 防犯ロック
A 南京錠
A ロックカラビナ
B グローブ予備
B カッパ
B 防水ブーツカバー
B サイドバッグ
B チェーンオイル
B 空気入れ
C ハンドルカバー

  

医療・衛生関係

A ビニール袋
A ジップロック
A 救急キット
A ムヒ
A 虫よけ
A 歯ブラシ
A 石鹸
A 化粧水
A ワセリン
A タオル
A 手ぬぐい
A 養生テープ
A ひげそり
A 日焼け止め
A ウェットティッシュ
A トイレットペーパー
A
A ペン
A 着替え
A フリースなど防寒具
A 軍手
B サプリメント
B プロテイン
C 水タンク

  

電子機器関係

A カメラ
A USBケーブル×3
A タッパー
A モバイルバッテリー
A 乾電池単3
A イヤホン
B 電熱ベスト
B ソーラー充電器
B モバイルバッテリー予備

 

リストだけでは

「なぜ必要なの?」

「ないとどう困るの?」

と思う人がいるでしょうから、次から具体的な説明とアイテムを紹介していきます。

 

 

 

キャンプに必要なもの

 

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まずはキャンプに必要な持ち物についてです。

 

テント類 

テントは2人用・2重構造で 

 

まずキャンプにはテントが必要ですが、キャンプツーリングに使うテントには2つの条件が最低限必要だと思います。

 

①二人用以上の大きさ

盗難防止で荷物もテント内に入れるため、自分自身と荷物のスペースが必要になります。

荷物を入れても十分なスペースのある二人以上のものが良いでしょう。

 

②二重構造

インナーとカバーで二重構造になっているもの。

寒暖差による室内の結露が防止できます。

室内の結露がひどいと、寝袋が濡れて機能が落ちる可能性があります。

 

キャンプツーリングに人気なモデルのひとつが、モンベルのクロノスドーム2型です。

コンパクト・堅牢・設営が簡単と3拍子揃っていて、トレッキングにも使用できる実績のあるテントです。

実際に私も北海道ツーリングなどで何度も使用しましたが、安心して使えます。

とてもおすすめです!

 

 

そのほか、キャンプツーリング向けのテントの選び方やおすすめテントについてはこちらで紹介しています。

www.motocamp-japan.net

 

グラウンドシート

 

テントの次に、テントの底面保護と雨天時の浸水防止のために、下に敷くグラウンドシートが必要です。

メーカー推奨品もありますが、厚手のブルーシートのほうが安価ですし十分用が足ります。 

おすすめは、テントより少し大きめサイズのものです。

テントより50cm程度余白があると、そこに設営・撤収の際に荷物をおいて作業ができるので便利です。

 

 

寝具 

寝袋(シュラフ) 

キャンプといったら寝袋!ですね。

色々な寝袋がありますが、春~秋までのキャンプツーリングにおススメなのは

コンフォート10℃程度のダウンのものです。

 

寝袋の設定温度にはコンフォートとリミットがあります。

メーカーによって表現が異なりますが、選ぶ際はコンフォートの温度を参考に選んで下さい。

 

春~秋であれば冷え込みも少ないので、コンフォート10℃程度で十分です。 

もし寒さが苦手な方の場合、5℃程度のものを選んでもいいと思います。

また、ダウンはコンパクトな寝袋が多く、積載量が限られるバイクにはダウンのほうが向いていると私は考えます。

 

スリーピングマット

寝袋の次はマットです。

マットはものすごく大事なアイテムです。

これで睡眠の質が大きく変わります。

 

マットは寝袋の下に敷いて、クッションの他に地面からの冷えを防ぐ役割があります。

キャンプ場も下が芝生だけでなく、土や砂利など、寝心地が悪い所があります。

こういった所ではマットなしで寝つくのは困難ですので、ぜひマットを持って行きましょう。

 

「そんなマットがないくらいでそうそう眠れないわけが・・・」と思った方!

実際に寝ようとしてみて後悔すること間違いなしです!

というわけで、お願いだからマットは持って行ってください!

 

マットもいくつかタイプがありますが、パッと広げてどこでも休憩できるフォームマットを私は愛用しています。

ツーリング中に眠くなったら道の駅やSAですぐに横になれるので便利です。

 

そのほかスリーピングマットについてはこちらで詳しく紹介しています。

www.motocamp-japan.net

 

枕 

次に枕です。

キャンパーの中には衣類やリュックで枕の代わりにする人もいるようですが、私は必ず枕を持って行きます。

理由はよく眠れるから!

(枕の代用だとよく眠れないのです)

家の枕そのものを持って行くとかさばるので、空気で膨らますタイプのものを持って行きます。

椅子とテーブル

 

椅子とテーブルはキャンプ場でくつろいだり、食事をとるのに使います。 

椅子はヘリノックスがコンパクトでおすすめなのですが、なかなか高価なのでコピー品でもとりあえず用が足ります。

 

テーブルは椅子の高さに合わせて、ひざの高さのロールテーブルを選ぶと使いやすいです。

調理器具など

調理器具

 

私はイワタニのCB缶を使用するバーナーを愛用しています。

CB缶とは、よく鍋で使うコンロ用のガス缶のことをいいます。

 

登山用のガスカートリッジは低温でも使用できる強みがありますが、売られているところが限られます。

 

一方CB缶は気温0℃まで冷え込むと着火し辛くなりますが、コンビニなどどこでも手に入ります。

真冬のキャンプでもない限り、CB缶で十分調理が可能です。

  

次に食器兼、鍋のクッカーです。

登山メーカーのものを使えば焦げ付きも少なく、小さく収納できるものが多いです。

おススメはアルミ合金か、表面にフッ素加工してあるもの。軽くて焦げ付きが少ないです。 

調味料

塩・コショウ・油などの調味料は100均などで売られている、小分けのボトルにあらかじめ必要な分だけ移して持って行きます。 

 

ナイフやロープ

 

ナイフは調理のほか、薪割りにも使えるので、1本持って行きましょう。

モーラナイフは安価なうえに上質で、その品質の良さから色々な本でも紹介されています!

ロープは荷造りのほか、タープ設営など多くの用途に活躍します。あると何かと便利なので、お守り代わりに持って行きます。

あらかじめ1.5mと3mといった、使いやすい長さにロープをカットして持って行きます。

カットしたロープの端は火であぶって、ほつれないようにしましょう!

 

ランタンなど

 

キャンプ場では日が沈むと真っ暗になるので、必ずライトを持って行きます。 

ライトは周りをまんべんなく照らすランタンと、手ぶらで進行方向を照らすヘッドライトをそれぞれ持って行くと良いです。 

また、この際使う乾電池は同じ大きさのものに揃えると管理が楽になります。

紹介しているランタンとヘッドライトはどちらも単3電池で揃えていますよ!

 

 

焚き火台

 

これは完全に人それぞれの好みですが、焚き火をしたい人や炭火で調理したい人には、多用途の焚き火台があると楽しいです!

紹介しているキャプテンスタッグのものはコンパクトに折りたためるので、ツーリング向き。

焚き火から調理までこなすことができます。

 

ツーリングに必要なもの

 

次にツーリングに必要な持ち物について、説明します。

基本的にヘルメットやライディングジャケット、車検証などは当然必要なものとして、説明を省きますね。

  

雨対策グッズ

カッパ

 

キャンプツーリングも他のツーリングと同様、雨対策が必要です。

1泊2日で、天気予報で雨の心配がないときなら不要ですが、何日かにわたるツーリングの場合、必ず雨対策が必要になります。

 

雨対策ではまずカッパが要りますね。

バイク用のカッパは高速で走っても雨がしみないようになっているため、やや高価です。逆に自転車用程度のカッパでは、ツーリング中は役にたちません。

いろんなカッパがありますが、ワークマンのバイク用カッパは比較的安価で高い防水効果があります。

 

ワークマン:BR-001 レインスーツ BIKERS

 

グローブなど 

雨が降ると当然手も濡れるので、普段使うグローブの他に、予備のグローブも持って行きます。手が濡れたままだと体温が奪われて、体力が落ちてしまいます。

  

また、かなり強い雨が想定される場合はハンドルカバーも持って行きます。 

見た目は好みがわかれますが、手全体をすっぽりカバーするので手が濡れる心配がぐっと下がります。

そもそも天候がとても悪いときはツーリングをすべきではないですが、それでも移動しなければ行けないときのために、雨対策は念入りに必要でしょう。

コミネのハンドルカバーはネオプレーン素材で雨に強く、愛用しています。

 

 

足元の防水

キャンプツーリングの日程で雨が予想される場合、足元も雨対策をします。

長靴を持って行く人もいるようですが、とてもかさばるのでコンパクトな靴用のカバーで対応します。

ちなみに、雨対策をしないと靴がびしゃびしゃに濡れて、足が水たまりにつかったようになります。めちゃめちゃ不快でした(経験談)。

積載バッグなど

 

キャンプツーリングに行くとなると、自然と荷物が多くなります。

その荷物をバイクにうまく積載しないといけないのですが、おススメなのはバイク用のバッグを使うことです!

バイク用のバッグはきちんとツーリングを想定して作られているため、丈夫で荷造りしやすいものが多いです。

 

タンクバッグ
タンクバッグはタンクに貼り付けて使うバッグです。
日帰りツーリングでも活用している方も多いんじゃないでしょうか?
ハンドルに近いため、サッと物を取り出せて便利です。
シートバッグ

タナックスのキャンピングシートバッグは、キャンプツーリングに行くライダーの定番バッグです。

いろんなバイクに積載可能で、容量が大きいうえに収納スペースが豊富で小物も取り出しやすいです。

バイク乗りのことをよく考えて作られたのがわかります。

本当におすすめです!

 

サイドバッグ 

サイドバッグはバイクの両サイドに取り付けるバッグです。

積載量をアップさせるだけでなく、もしもの立ちごけのときも、サイドバッグが地面とバイクの間に入ってくれるので、足が挟まれたりバイクに傷がつくのを防いでくれることがあります。

私も立ちごけしたとき、サイドバッグ先輩には助けてもらいました。

タナックスはバイク用バッグメーカーの大手で、私もタナックスのサイドバッグを愛用しています。

ウェストバッグ・レッグバッグ

また、これらの大きなバッグとは他に、私はウエストバッグまたはレッグバッグも使っています。

これらのバッグの利点としては

 

・ツーリング中の財布などの出し入れに便利

・キャンプ場での貴重品の携行がしやすい

 

といったことが挙げられます。

 

特にソロでのキャンプだと、貴重品の管理がけっこう負担というか、不安になります。

防犯のために、少しトイレに行くだけでもかならず財布やスマホは持ち歩くことになります。

そんなときにいちいちポケットにものを入れたり、リュックを背負うのも面倒なので、こういったときウエストバッグなどは便利です。

 

工具・メンテナンス用品類

 

キャンプツーリングに行くということは、郊外や人気の無いところへ行くということでもあります。

万が一に備えて、愛車のメンテナンスや応急修理ができるように工具類を備えておくほうが安心です。

 

北海道ツーリングなどの何日にもおよぶツーリングの場合、走行距離が1,000km単位まで伸びることが想定されます。

チェーンメンテナンスの一つの目安として、1,000kmおきにチェーンオイルを注油しておくのが望ましいと言われています。

 何泊もする長距離のツーリングへ行く場合はチェーンオイルを持って行くと安心ですね。

 

工具類は、車載工具とは別にコンパクトなものを持って行きます。

車載工具ではネジをなめてしまいますので、 コンパクトできちんとしたものを用意しておきましょう!

トネのビットラチェットセットはとてもコンパクトで携行に便利ですよ~。 

 

 

人里の離れたところに行く以上、パンクのリスクにも対応したいところです。

パンク修理キットは手帳程度の大きさなので、万が一の備えに持っておいても損はありません!

 

ツーリングの道中にメンテナンスするなら、使い捨てのビニール手袋も持って行きます。

メンテナンスの際に使う以外に、運転中にグローブの内側にはめることで雨でも手が濡れない、という使い方もあります。

荷物にならないので2,3組を持って行きます。

 

 

防犯用品

 

キャンプツーリングで考えなくてはいけないのが防犯です。

ソロツーリングなら、なおさら必要です。

持ち物が多いので荷物を残してバイクから離れたりすると、荷物が心配で観光や食事も落ち着いて出来なかったりします。

 

安心してキャンプツーリングをするためにも、しつかり防犯していきましょう!

 

アラームロックはバイク本体の防犯のほかに、荷物を強引に取ろうとした場合、バイクが揺れてアラームが鳴ります。

大体、大人の拳くらいの大きさなので、携帯に便利!

 

カラビナロックはヘルメットなどのちょっとしたものをバイクに付けておくのに便利です。

 

南京錠はサイドバッグやタンクバッグのジッパーを空けられないように使います。また、タンクバッグはハンドルなどにロックして取れないようにしておきます。

 

どれも本格的な道具を持った泥棒から防犯するには厳しいですが、「とれそうだから盗む」ような人が行う、場当たり的な犯行からは守ってくれるには十分です! 

 

医療・衛生関係 

救急キット

 

キャンプなのでケガをする前提で救急キットを持って行きます。

一応、商品を紹介していますが、家にある包帯や医薬品などをジップロックにまとめて持って行くのでもいいと思います。

 

ワセリン

 

ワセリンはすごくおススメです!

ぜひキャンプツーリングに持って行ってほしいです!

ワセリンの効果はたくさんあり、

 

・野外で乾燥しがちな肌や唇を乾燥から守る

・火をつけると簡単に燃えるので、着火剤になる

・傷に塗って止血剤になる

 

などなど、キャンプツーリングに行くにはとても頼もしいです。

ちなみにワセリンを使った着火剤の作り方はこちらで紹介しています!

www.motocamp-japan.net

 

 

養生テープ

 

荷造りの際、バイクのボディと荷物や荷造りロープがこすれると、ボディの塗装がはがれてしまいます。

ボディの保護のために、荷造りするときに養生テープをバイクに貼ります。

くれぐれもガムテープではなく、はがすときにきれいにはがれる養生テープを使いましょう!

 

また、旅先で壊れた道具の補修のために、持ち物に入れておきます。

そのままではかさばるので養生テープを短く切った割りばしなどに巻き付けて、コンパクトにして持って行きます。

 

ウェットティッシュ

 

ウェットティッシュは手をふく以外に、走行中にバイザーについた虫を拭くのに使います。

意外と虫ってどんどんバイザーについてくるんですよね・・・。

 

トイレットペーパー

 

仮にキャンプ場のトイレに紙がなくても大丈夫なよう、持って行きます。

半分ほど使ったトイレットペーパーの芯を抜いて、コンパクトにしておきましょう。

 

サプリメントとプロテイン

 

キャンプツーリングも4泊,5泊となると体調管理が大事になってきます。

疲れが溜まったり、普段と違う食生活で疲れが抜けなくなったりします。

 

私は栄養管理の面から、長期のツーリングに出るときはビタミンとタンパク質をしっかり取るのが大事と考えています。

なので何泊もする場合、サプリメントとプロテインを日程分、小分けにして荷物に入れるようにしています。

これが何日もするツーリングの後半で効いてきます!

 

 

 

電子機器

電熱ベスト

 

北海道など寒い地域や春秋の肌寒い時期は、USB電源で暖められる電熱ベストを持って行きます。 

山間部などの地域では予想以上に冷えることがあるため、しっかり防寒をします!

「電熱ベストまではいらないなあ」なんて思う人は代わりにホッカイロでも良いでしょう!

 

バッテリー関係

USBケーブルは多めに

キャンプツーリングにはUSBケーブルを複数持って行って下さい!

ツーリング中やキャンプ中に色々な電子機器を充電すると思うのですが、けっこうUSBケーブルが断線します。

運転中は特にケーブルが引っ張られたりと、負荷がかかるみたいです。 

というわけで、私は断線しにくい丈夫なケーブルを3本は持って行くようにしています。

 

 

モバイルバッテリーは忘れずに 

電子機器への充電用にモバイルバッテリーを持って行きます。

日程や使う電子機器の量に応じて、2つ持って行くこともあります。

2つ持っていくときは、片方のバッテリーにはキャンプ場での光源を増やすためにライト付きのものを選びました。

 

 

電子機器は防水のためにタッパーにまとめて入れて持って行きます。 

いろいろとごちゃごちゃするのを防げますし、雨のときの防水にもなります!

 

ソーラーパネルでキャンプ場でも充電可能に 

充電方法ですが、私はバイク用の給電ソケットは使っていません。

かわりに携行用のソーラーパネルでモバイルバッテリーに充電して、電源を確保しています。

 

理由は

 ①ハンドルに周りに物をあまり増やしたくなかった

 ②キャンプの際、バイクに乗っていないときも充電したい

 

といったものです。

 

モバイルバッテリーをシートバッグの上部にカラビナで取り付けて使用していました。天気が良ければ10,000ミリアンペア(携帯電話4回分)以上を充電出来ていましたので、数日にわたるツーリングでは持って行くようにしています。

災害時にも活躍してくれるので持っていて損はないでしょう。

 

キャンプツーリング中に気を付けたいこと 

次に、初めてキャンプツーリングに行く人のために、ポイントを説明します。

 

季節は春か秋がおすすめ

夏にキャンプツーリングに行くと、とにかく暑さで大変です。

バイクで移動中も暑いし、キャンプ場でも暑いのでけっこうしんどいです。

 

初心者にオススメなのは春か秋。

過ごしやすい気候で虫も少ないので、キャンプを無理なく楽しめます。

 

初めての場合、移動は短めに

キャンプツーリングってツーリングとキャンプで2度楽しめるのでつい張り切ってしまいがち。

たくさん走って疲れた後にキャンプ設営などすると、けっこうしんどいです。

車種にもよりますが、一日250km程度を目安にツーリングの距離を設定しておくと無理なく行けると思います。

 

また、移動時間が長くなると、キャンプ場に入る時間も遅くなります。

設営や食事の準備など時間がかかりますので、どんなに遅くとも日没1時間前にはキャンプ場に到着していましょう。

日没後の設営や食事は暗くて大変です!

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キャンプ場選びのポイント

キャンプツーリングで行くキャンプ場は好きなところに行けば良いのです。

ただ、自分はソロなのに周りはファミリーだらけとかだと、ちょっと寂しかったり居心地が悪いときがあります。

 

自分と同じソロやライダーが行くようなキャンプ場を選べば、比較的居心地良く過ごせます。

 

では、ライダーが行きやすいキャンプ場のポイントは何か?

あくまで自分の経験則ですが、ポイントを挙げると

 

・料金表にライダー料金の設定がある

・ツーリングスポットの近くにある

・ソロ料金が安い

・HPにライダーを想定した説明がある

 

といったところです。

 

逆に「〇〇ファミリーキャンプ場」のような名前だと、ライダー向きじゃない可能性が高いです。

 

 まとめ

長くなりましたが、お付き合いいただきありがとうございました!

 

自分が体験したことや、道具選びで考えたことを書いていたら長くなってしまいました・・。

また、ここで紹介しきれなかったキャンプツーリングのノウハウはこちらで紹介していますので、よければご参考ください。

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それでは皆様楽しいキャンツーライフを~~!!

 

【その他のキャンプツーリング関連記事】

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【準備編】北海道ツーリングに必要な持ち物・装備 5,000km走って見極めたものを紹介

こんにちは、MotoCampです!

今回は北海道ツーリングに必要な持ち物リストを紹介します。

 

北海道ツーリングにもキャンプする派、しない派ありますが、今回はキャンプする派の人に向けて書いています。

北海道ツーリングで初めてキャンプツーリングをする方も多いはず!

初めて北海道に行くライダー向けに、基本的なところから書いていきます。

 

これから北海道ツーリング、特にキャンプメインで行こうと考えている人の参考になれば嬉しいです。

長くなりますが、お付き合いいただければ幸いです。

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北海道は広いのでしっかり準備していきましょう!

 

【目次】

  • 1.北海道ツーリングに必要な道具・持ち物リスト
  • 2.道具ごとの紹介
    • (1)必ず必要な道具 
      • テント
      • グラウンドシート
      • 寝袋(シュラフ)
      • マット
      • 枕 
      • 懐中電灯またはランタン
      • 防寒具
      • カッパ
      • バイザーのあるヘルメット
      • シートバッグ
      • タンクバッグ
      • ウェットティッシュ
      • ビニール袋
      • チェーンオイル 
      • モバイルバッテリー
      • 養生テープ
      • 耳栓
    • (2)あると便利な道具
      • サイドバッグ
      • スタンドホルダー
      • ソーラーパネル
      • テーブル
      • 椅子
      • 調理器具
      • ガスバーナー
      • サンダル
      • ツーリングマップル
      • 北海道ツーリングパーフェクトガイド
    • (3)今回持ち物に入れたが、使わなかったもの
      • パンク修理キット 
      • 携行用空気入れ
    • (4)ぜひ故障に対するリスク対応を
  • 3.一度は予行練習を
  • 4.キャンプにこだわらない

2019年7月4日最終更新 

1.北海道ツーリングに必要な道具・持ち物リスト

  

(1)必ず必要な道具

北海道でキャンプツーリングをするとき、必ず持って行かなければならない道具は次のものがあげられます。

 

・テント

・グラウンドシート

・寝袋(シュラフ)

・マット

・枕

・懐中電灯またはランタン

・防寒具

・カッパ

・バイザーのあるヘルメット

・シートバッグ

・タンクバッグ

・ウェットティッシュ

・ビニール袋

・救急キット

・着替え

・タオル

・工具

・保険証

・車検証

・チェーンオイル

・モバイルバッテリー

・養生テープ(必要な分だけ巻きだしておく)

・トイレットペーパー(半分ほど使用して、中の芯を抜いておく)

・耳栓 

 

(2)あると便利な道具 

次に、なくても困らないけどあると快適にツーリングやキャンプが楽しめる道具です。

 

・サイドバッグ

・スタンドホルダー

・ソーラーパネル

・テーブル

・椅子

・調理器具

・ガスバーナー

・サンダル

・虫除けスプレー

・ツーリングマップル

・北海道ツーリングパーフェクトガイド

 

(3)今回持ち物に入れたものの、使わなかったもの

最後に無いと困ると思ったものの、使わなかったものです。 

 

・修理工具

・パンク修理キット

・携行用空気入れ

  

2.道具ごとの紹介

次に、項目ごとに主だったものを説明していきます。 

(1)必ず必要な道具 

テント

おなじみキャンプといえばテントです!

たくさんのテントが世の中にはありますが、夏季の北海道ツーリングでは次の2点で選んでみてください。

 

①二人用以上の大きさ

盗難防止で荷物もテント内に入れるため、自分自身と荷物のスペースが必要になります。

荷物を入れても十分なスペースのある二人用以上のものが良いでしょう。

  

②二重構造

テントはなるべくインナーとレインフライで二重構造になっているものを選びましょう。

二重構造になっていると寒暖差による室内の結露が防止できます。

室内の結露がひどいと、寝袋が濡れて機能が落ちる可能性があります。

 

これらの条件を満たすものとして、例えばモンベルのクロノスドーム2型がおススメです!堅牢なつくりでありながら、コンパクトに収納できてツーリング向きです。

小さいながら前室もあり、雨風にも強いです。

私もクロノスドームで何十泊もしていますが、本当に丈夫で信頼できるテントです!

 

ほかにも、コールマンのツーリングドームSTなどがライダーの中では人気です。

リーズナブルな値段ながら前室が広いため、雨天時にも心強いです。

 

 

そのほか、キャンプツーリングにおすすめなテントはこちらで紹介しています。

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グラウンドシート

グランドシートはテントの下に敷きます。テントの底面保護と雨天時の浸水防止のためです。

本格的なアウトドア用品店のものは値段が高い分しっかりしてますが、ブルーシートでも最低限の用は足ります。

また、私の場合グラウンドシートはテントより少し大きめサイズを持って行きます。

というのも、設営・撤収のときに荷物を地べたに直接おいて汚れるのが嫌なので、少し大きめのシートなら余白部分に荷物がおけるためです。  

 

 

寝袋(シュラフ)

 

次は寝具について説明します。ぐっすり眠って充実したツーリングにするために、寝具はちゃんと用意していきましょう! 

 

まずキャンプといえばおなじみの寝袋です。

たくさんの種類がありますが、結論から言うと、夏の北海道ツーリングにはダウンのコンフォート10℃のものを選んでおけば事足りるでしょう。

 

寝袋の設定温度にはコンフォートリミットがあります。 

メーカーによって呼び方の違いはありますが、選ぶ際はコンフォートを参考に選んで下さい。

リミットを選ぶと人によっては凍えてしまいます。 

夏季の北海道キャンプであればコンフォートが10℃あれば十分です。

とても寒さが苦手な方、春や秋など多少冷え込む時期はコンフォートが0~5℃のものを選んで下さい。

 

もう少し細かいことを言うと、素材にはダウンと化学繊維があります。

ダウンが軽量・コンパクトな分、高価で、さらに水に濡れると保温力が著しく失われる欠点があります。

テントを二重構造ですすめるのもこの理由から。

一方、化学繊維は安価で手入れも楽ですが、かさばりやすい欠点があります。

 

個人的には積載が限られるバイクにとって、ダウンの方が利点が大きいと考えており、ダウンを使用しています。 

  

マット

 

マットはものすごく大事なアイテムです。

これで睡眠の質が大きく変わります。

 

マットは寝袋の下に敷いて、クッションの他に地面からの冷えを防ぐ役割があります。

キャンプ場も下が芝生だけでなく、土や砂利など、寝心地が悪い所があります。

こういった所ではマットなしで寝つくのは困難ですので、ぜひマットを持って行きましょう。

 

「そんなマットがないくらいでそうそう眠れないわけが・・・」と思った方!

実際に寝ようとしてみて後悔すること間違いなしです!

というわけで、お願いだからマットは持って行ってください!

 

マットにも色々な種類がありますが、初心者にお勧めなのはフォームマットです。

フォームマットは軽量で、さっと広げて手軽に使えます。

ツーリング中に疲れたとき、マットを広げてすぐに休めるので、キャンプ場以外でも活躍してくれます!

 

そのほか、キャンプで使うスリーピングマットについてはこちらで詳しく紹介しています。

www.motocamp-japan.net

 

枕 

 

枕もぐっすり眠るために私は必ず持って行きます。

キャンパーの中には服やリュックで枕の代用にする人もいますが、試したところ私には合いませんでした。寝つけなかったり、眠りが浅くなってしまいます。

というわけで、コンパクトなエアータイプの枕を荷物に入れるようになりました。 

 

懐中電灯またはランタン

 

日没後のキャンプ場は予想以上に暗く、明かり無しでは大変な場合があります。最低でも懐中電灯かランタンのどちらか一つは持って行きましょう。

懐中電灯しかない場合は、懐中電灯をコンビニの袋で包むと簡易的なランタンとして使えます。 

 

 

ちなみに、このヘッドライトとランタンは単3乾電池で動くもので統一しています。照明器具など電池で動かすものを持って行くとき、電池の規格を統一すると荷物の管理がしやすいですよ。

 

防寒具

 

北海道は夏であっても地域や時間によって寒暖差が大きいです。防寒具無しだと山間部では凍えることも十分あり得るでしょう。

フリースなどの防寒具は必ず持って行きましょう!

私はスリーシーズンのライディングジャケットと、内側にフリースを着ていましたが、場所によってはそれでも寒いときがありました。

寒さに弱い方は薄手のダウンを用意すると良いと思います。

 

そのほか、北海道ツーリング中の服装については以下の記事で説明しています。 

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カッパ

 

北海道ツーリングですべての日程が晴れていることはまずありません。

少なくともどこかで雨に降られるものだと思っていてください。 

あえて雨の日に移動したい人はいないと思いますが、急な夕立や旅の日程上どうしても雨の日に移動しなければいけないことがあります。

 

そんなときに備えて、かならずバイク用のカッパを用意しておきましょう!

雨天時にバイクを走らせると、雨粒がすごい勢いでぶつかってきます。

この激しい勢いの水でも染みないよう、高い耐水圧がないといけません。

一般的にバイクのカッパは耐水圧10,000mm以上が求められます!

 

ワークマンの出しているバイク用レインスーツはお手頃な値段で耐水圧も15,000mmあるので、北海道ツーリングでも安心して使用できます。

ワークマン:BR-001 レインスーツ BIKERS

 

バイザーのあるヘルメット

 

ここでのヘルメットはバイザー付きのジェットヘルメットかフルフェイスヘルメットを指します。

北海道をバイクで走行中、どんどん虫がぶつかってきます。大きさも立派な虫が多く、ぶつかった時にはそれなりの衝撃がありますし、これが顔や目ですと大けがにつながります。

必ず顔や目を保護するためにバイザーがついたヘルメットを装着しましょう。

 

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こんな何気ない道も虫がバンバン飛んできます

 

シートバッグ

 

荷物をバイクに積載するのに必要です。

バイク用品メーカーであるタナックスが出しているシートバッグはツーリング用に良く考慮され、使い勝手も非常に良いです。

また荷崩れしにくくするための工夫もあり、本当に重宝します。 

とっってもおすすめです! 

 

タンクバッグ
 
タンクに貼り付けて使うバッグです。
ハンドルに近いため、サッと物を取り出せて便利です。
しまった地図が見やすい設計なのもうれしいです。 

 

【詳しいレビューはこちらをご覧ください!】

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ウェットティッシュ
 
既に書きましたが、北海道は虫がバンバン飛んできます
虫からしたら人間が飛び込んできてるのかもしれませんが、、、。
 
ともかく、とんできた虫がバイザーやライト、服にどんどんくっついてきます。
大きい虫も多いので、バイザーについた体液で視界が遮られることもあります。
その時にウェットティッシュでバイザーなどを拭いてきれいにしましょう。
 
もちろん手を拭くなど本来の用途でも重宝します。 
 
 
ビニール袋

 

大きめの物を2,3個持って行きます。

ゴミ袋のほか、雨天時に濡れては困るものを入れたりします。

 

チェーンオイル 

 

北海道を走っていると、走行距離がどんどん伸びていきます。

チェーンは1,000kmおきに注油が望ましいので、ぜひツーリング中に忘れずオイルをさしておきましょう。  

 

モバイルバッテリー

 

携帯電話などの電子機器の充電に必要です。

10,000ミリアンペアあれば一般的なスマホを3~4回分は満タンにできます。 

  

養生テープ

 

養生テープの出番は2つあります。

 

①荷造りする段階で、バイクと荷物やロープがこすれるところに養生テープをはり、バイクのボディを保護する

②旅先で壊れた道具の補修

  

バイクの保護については、くれぐれもガムテープではなく、はがしやすい養生テープを使ってくださいね。

また、持ち物に養生テープを入れる場合、そのままではかさばるのでテープを巻きなおして、必要な分だけ荷物に入れましょう。 

 

耳栓

耳栓は地味ながら、めちゃめちゃ大事です!

北海道ツーリング中はフェリー、キャンプ場、ライダーハウスといったところで、他人と場所を共有して眠る場合が多いです。

そんなときにいびきのうるさい人と一緒になったら本当に最悪!

寝不足で次の日に運転できない、なんてことにならないように、耳栓はぜひ持って行ってください。  

 

(2)あると便利な道具

 

サイドバッグ

 

サイドバッグも同様に荷物を入れるものですが、単に積載量が増えるだけでなく、立ちごけしたときにも車体へ傷がつかないようにするのに役立ちます。

 

キャンプ道具を満載したバイクはバランスを崩しやすく、立ちごけしやすいです。

サイドバッグがあると、立ちごけのときの車体へのダメージを軽減してくれます。

 

私もサイドバッグ先輩には助けてもらいました。

ありがとうサイドバッグ!

私はタナックスのセミハードタイプのサイドバッグを愛用しています。

価格と機能・容量がちょうどいい。  

 

スタンドホルダー

北海道のアスファルトは本州と違って柔らかいです。

これは、冬季のひび割れを防ぐためらしいのですが、夏季はこの柔らかいアスファルトにバイクのスタンドがめりこみます。

ちょっと停車していたら、バイクがバランスを崩して倒れるなんてことも珍しくないです。

空き缶、かまぼこ板、バイク用のスタンドホルダーなど、スタンドとアスファルトの間に挟む、板状のものを持っていくことをお勧めします。 

 

ソーラーパネル

キャンプ中心だと電源確保が必要です。

バイクの給電ソケットも悪くないですが、私はバイク用の給電ソケットは使っていません。

かわりに携行用のソーラーパネルでモバイルバッテリーに充電して、電源を確保しています。 

理由は

 ①ハンドルに周りに物をあまり増やしたくなかった

 ②キャンプの際、バイクに乗っていないときも充電したい

といったものです。 

モバイルバッテリーをシートバッグの上部にカラビナで取り付けて使用していました。天気が良ければ10,000ミリアンペア(スマホ3~4回分)以上を充電出来ていましたので、発電量は十分です!  

 

テーブル

 

キャンパーにはお馴染み、キャプテンスタッグの折りたたみテーブルです。

アニメ「ゆるキャン」でも同様のテーブルが登場してましたね。

 

キャンプ場では平らな場所を確保するのが難しいです。

テーブルがあれば平面を確保し、食事などを快適に済ますことができます。 

また、地面に直接置くのはちょっと……という持ち物も少なくありません。 

そういったときのために、折り畳み机はとても重宝します。 

 

椅子

 

キャンプにはヘリノックスなどの折りたためる椅子があると便利です。

無くてもなんとかなりますが、キャンプ場でくつろぐときなど、あるととっても安らぎます。

予算が限られてる人は安価な「ヘリノックス風」の椅子でも十分に用が足りるでしょう。 

 

↓これはヘリノックスのコピー品ですが、使っていて満足な品です! 

 

調理器具

 

キャンプで調理するための鍋などです。

同じメーカーで統一して、スタッキング出来る物を選びました。

 

鍋で初心者におススメはアルミ合金製のものです。

ただのアルミではなく、アルミ合金を選んでください。

ただのアルミはすぐに焦げ付いて役に立たないです。

 

一般的なキャンプメーカーのアルミ合金製のものであれば軽量で焦げ付きにくい工夫がされているので使いやすいです。

 

ガスバーナー

 

イワタニのCB缶を使用するバーナーです。

CB缶とは、よく鍋で使うコンロ用のガス缶のことをいいます。

 

登山用のOD缶ガスカートリッジは低温でも使用できる強みがありますが、売られているところが限られます。 

一方CB缶は気温0℃まで冷え込むと着火し辛くなりますが、コンビニなどどこでも手に入ります。

夏場の北海道でしたらCB缶で十分!

 

サンダル

行き帰りのフェリーやキャンプ場でリラックスするのにあると便利です。 ライディングブーツだと設営のときなど、いちいち脱いだりするのが面倒なんですね。

つま先まで覆うクロックスタイプのサンダルが一番いいのですが、ちょっとかさばります。平べったくてコンパクトなビーチサンダルのほうが個人的にはおすすめです。

 

ツーリングマップル

もはや説明不要なまでにバイク乗りにとって有名な地図ですが、やはりあると便利です。

走ってみたい道路の紹介やキャンプ場の場所など、計画を立てるのに有益な情報が詰まっています。

毎年更新されていますが、本当にたくさんの距離を走って情報を集めたんだと感銘を受けるほどです。 

 

 

北海道ツーリングパーフェクトガイド

こちらも北海道に行くライダーには有名な本ですね。

ツーリングマップルが道路情報を中心に載せているのに対し、パーフェクトガイドは宿泊施設やグルメなど観光情報により詳しい内容になっています。

こちらもツーリングマップルと同様、毎年更新されています。

 

(3)今回持ち物に入れたが、使わなかったもの

万が一の事態を心配して持って行ったものの、使わなかったものたちです。

なぜ必要と思って、なぜ使わなかったか参考にしてみてください。 

パンク修理キット 

北海道の大自然を満喫中にタイヤがパンク……なんてことになると、大自然過ぎてレッカー車を呼ぶのも一苦労なことが想定されます。

いざとなったら自分で修理しなくちゃ!と思い、購入しました。

調べたところ、パンク修理キットには二種類あります。 

①パンクの原因となった異物をとり、補修するもの

②タイヤの内側に薬剤を流し込み、穴にフタをするもの 

①の場合、異物を取るためのペンチ等の工具が必要ですし、その後抜けた空気を補充する必要があります。

持ち物が多くなる傾向ですが、修理後もしばらく運転出来るでしよう。

しかしあくまで応急処置ですので、補修後にバイク屋等でタイヤ交換をお勧めします。 

②の場合、薬剤が穴をフタして、タイヤ内も薬剤で満たすので空気を補充しなくても自走が出来ます。

しかしその方法から、ずっとそのまま乗り続ける訳にはいかず、補修後に修理工場に持ち込む必要があります。

タイヤも内部が薬剤まみれのため交換になるので、あくまで緊急時の応急処置ととらえるのが良いでしょう。

 

私は①を持って行きましたが、幸いにも使用することはありませんでした。

 

①パンクの原因となった異物をとり、補修するもの

 

②タイヤの内側に薬剤を流し込み、穴にフタをするもの

 

携行用空気入れ

 

パンク修理キット同様、タイヤ補修時に必要と思い、持って行きました。

 

(4)ぜひ故障に対するリスク対応を

 

(3)で紹介したパンク修理道具などですが、持って行ったものの、結局使用はしませんでした。 

しかしパンクすれば自走は不可能で、自分で直すか、ロードサービスを受けるかしないといけません。

また、パンク以外にも不意の故障により自走が不可能なときがあります。

私自身、北海道で急な故障を体験して焦ったことがあります。

  

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バイクが自走不能になったとき、レッカーで最寄りのバイク屋まで運んで修理を受けなければなりません。

レッカー代の相場は1kmあたり600~700円程度かかるため、土地の広い北海道ではレッカー代が高額になることが想定できます。 

さらに事故や故障で焦っているときに、レッカー代の心配をするのは心理的にとても負担になります。 

 

事前にバイク専門のロードサービスに事前に契約しておくことで、不意の故障に際しても金銭的・心理的負担を軽くすることが出来ます。

 

私自身、不意の故障で本当に焦ったので、ロードサービスに加入していない人は安心して北海道ツーリングを楽しむために、加入を考えてみてください!

 

 

 

3.一度は予行練習を

 

ここまで道具を揃えたら、一度練習がてらキャンプツーリングをしてみて下さい。

理由としては

①いきなりぶっつけ本番でキャンプツーリングをすると、慣れないことのせいでせっかくの旅が苦痛になる可能性がある。 

②一度練習してみることで、自分に必要・不要な道具の選別ができる。 

ことがあげられます。

お忙しい方はデイキャンプでも良いので、一度キャンプしてから北海道に出発してみてください。

また、こちらにキャンプツーリング当日のコツや気を付けることについてまとめましたので、参考にしてみてください。 

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4.キャンプにこだわらない

 

これは準備とは少し違いますが、心にとどめておいてください。

キャンプツーリングは最高に楽しいものですが、何泊も続くと当然疲れてきます。

やはり屋内で眠ることと比べると疲れがたまりやすいんですね。疲れてくると楽しくないです(泣)

 

疲労が蓄積する前にホテルや清潔なライダーハウスなど、よりよい睡眠環境の場所に泊まるようにして下さい。 

また、雨天時も同様です。雨天のキャンプは苦労することが多く、精神的にも疲れます。翌日以降も楽しくツーリングできるよう、体力的に無理のないようにホテルなど泊まることを考えてみてください。

 

今回の記事は以上となります。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!

あなたの旅が安全で楽しい北海道ツーリングになるように願っています! 

 

続きを読む

長野県 霧ヶ峰キャンプ場でソロキャンツー!

待ちに待った7月の3連休、ここのところ仕事で残業続きだったのもあり、精神をリフレッシュさせるため、

「景色のきれいなところでキャンプがしたい!!」

と欲望が抑えられなくなりました。

 

今回そんな私の欲望のはけ口となったのは

長野県 霧ヶ峰キャンプ場です。

 

標的となった霧ヶ峰キャンプ場はいい迷惑でしょう。

 

すいません、霧ヶ峰さん、欲望が抑えられないんです!

一晩だけ!一晩だけお願いします!

なにもしないから!

本当になにもしないから!

すみっこで寝るだけだから!

ねっ!?ねっ!? 

 

そんなわけのわからないことを考えつつ、猛烈な暑さの日でしたが、暑さに負けずバイクで行ってきました。

 

 【目次】

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霧ヶ峰キャンプ場の様子

 

2018年7月14日に訪問しました。

渋滞にあったりして着いたのは2時ごろでした。

もうすでに駐車場におさまりきれない車が路肩に止めてあったりと、混雑ぶりがうかがえます。 

さらにこの日は日差しが強く、標高1,200m程度の霧ヶ峰キャンプ場も標高のわりに暑さを感じます。

 

場所と概要

霧ヶ峰キャンプ場は夏季にのみ開く市営のキャンプ場です。

近くにはツーリングの名所として有名なビーナスラインが通っており、キャンツーライダーも多く利用していました。 

 

利用時間など 

事前予約が不要(先着順)のキャンプ場です。 

・開場時間 AM8: 00~ PM6: 00 
(時間外の出入りは禁止) 
・管理センター受付 AM9: 00~ PM5: 00 

その人気っぷりから見るに、週末は受付締め切りギリギリに行くのはさすがに避けるべきかと。 

料金 

料金は、


・ 1~ 6人用 1張りにつき 720円 
・ 7人以上用 1張りにつき 1, 230円 
・タープ 1張りにつき 510円 

 

と、良心的な値段。さすが市営。

 

 

各施設など

 

キャンプ場の全体図です。

大きなキャンプ場ではなく、徒歩10分程度で1周できてしまいそうです。

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管理等。

受付と薪の販売を行っています。

管理等の前には荷車があり、キャンプ場に車の乗り入れができないため、その荷車で荷下ろしを行うことになります。

混雑している日でしたが、十分な数の荷車がありました。

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第1テント場です。

受付からも近く、地面もフラットなので人気がありそうでした。

大きなテントを立てるなら、この第1テント場に早めについておきたいところでしょうか。

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こちらは第2テント場

そこそこフラットですが、奥に行くと傾斜があったりと、大型のテントは向かない場所も多いです。

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第3テント場です。

面積は広めですが、受付からみて奥側は傾斜が多かったです。

第2・第3キャンプ場はその地形からか、大型のテントよりも1人~2人用の小型テントが多かったです。

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管理等と通路を挟んだ向かいの広場

広場のはずが、テントでびっしりでした。

フラットで設営しやすそうですが、日影がないので、この日はタープがないと辛そうでしたね。

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炊事場です。

十分な数の蛇口があり、清潔でした。 

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誰もが気になるトイレですが、すいません、大人の事情で写真が撮れませんでした。

当日は利用者が多かったのでお察しください・・・・。  

私が利用した第3キャンプ場のトイレは十分清潔でした。

キャンプ場のなかではまずまずの清潔さ。使用に際して不快に感じることはありませんでした。 

ちなみに男子トイレしか見てませんが、大の方は和式です。

 

荷車の貸し出しあり

駐車スペースからキャンプ場のテントをたてる所までは遠い場所だと5分くらい歩くこともあります。受付前に荷車が置いてあるので、うまく利用しましょう。

数に限りがあるので使用→即返却がスマート。

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過ごしてみて感想

 

高原の景観がきれいで、とりわけ緑が多くていいキャンプ場でした。 

夜中は静かで、「うぇーい!!!!」みたいな騒音を出す人もおらず、夜中は快適に過ごせました。 

また、7月の猛暑日でしたが、高原ということもあって、日没後は冷え込みました。

フリースを着ないと外で過ごすのはつらかったです。

とはいえ、凍える寒さとかではなく、テントの中では涼しくてぐっすり眠れました。 

この日の全体的な客層としては、ソロ、ライダー、少人数のファミリー・友人といった印象です。

 

周辺施設

お風呂の場所

キャンプ場の道路をはさんだ向かい側に温泉、ヒュッテ霧ヶ峰があり、歩いていけます。

便利ですね~。

 

コンビニ・ガソリンスタンドの立地 

ガソリンスタンドは近くのビーナスライン沿いにあります。

ちょっと困ったのが近くにコンビニが無いこと。 

最寄りのコンビニは白樺湖か諏訪のほうに行かないと無いようです。

どちらも10km以上離れているので、買い出しは済ませてからチェックインするのがよさそうですね! 

ちなみに私は白樺湖までビールを買いに行ったのですが、客が多すぎで一部銘柄のビールが売り切れてました。

 

ビーナスラインも堪能できる 

今回は近隣のビーナスラインをツーリングすることも楽しみであったので、テント設営のあと、ツーリング兼買い出しに出かけました。

 

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ビーナスライン周辺の景色きれいすぎで驚きです。

 

長野の山々がおりなす景観を堪能したキャンプツーリングでした!

 

ご覧いただきありがとうございました。

 

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キャンプツーリングの初めてガイド【ノウハウ・道具選び】

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こんにちは、三度の飯よりキャンプとバイクが好き!MotoCampです。

「キャンプツーリングに行きたいけど、どこから始めればいいか、どういった所がポイントなのかわからない」 

「道具選びはどういったものを使えばいいの?」

そんなキャンツー初心者向けに記事をまとめました。

これから始める人のお役に立てればうれしいです。

 

【目次】

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ざっくりキャンプツーリングの概要を知りたい

まずはキャンプツーリングが初めて!という方のために、キャンプツーリングの一日の流れや概要について大まかに説明しています。

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キャンプツーリングの持ち物・道具は何が必要?

持ち物リストの紹介

キャンプツーリングの持ち物をリスト形式で紹介しています。

忘れ物が無いように、チェック項目としてもお使いください。 

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キャンプツーリングにおすすめなテント 

持ち物の中でも特に大事なテント!

キャンプツーリングにおすすめなテントの条件や、具体的な商品を紹介しています。

テント選びに悩んだらこちらを参考にしてみてください。 

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スリーピングマットの種類とおすすめ 

次にキャンプで安眠するのに絶対必要なのがスリーピングマットです。

スポンジのようなものから、空気で膨らませるものまで色々な種類があるので、それぞれのメリットや、具体的なおすすめ商品を紹介しています。

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キャンツーでの積載方法やコツ

荷物が多くなりがちなキャンプツーリングで、安全に荷造りや積載をする方法やコツについてまとめています。

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元気にキャンプツーリングを楽しむために

疲れないツーリングのコツ

キャンプツーリングはバイクでのツーリングとキャンプがセットになっています。

楽しいですが、自分の体力と相談しないと疲れてヘトヘトになることもあります。

こちらではツーリングで疲れすぎないようにするコツについて紹介しています。

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キャンプ場で安眠するためのポイント

こちらの記事ではキャンプでしっかり熟睡して、2日目以降も元気に楽しむための方法を紹介しています。

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焚き火関連

キャンプの楽しみといえば焚き火!

焚き付けの着火剤で、百均に売っていて自作できるものを紹介しています。

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キャンプで知っておきたい細かなコツ

基本のロープワーク

キャンプ場でタープを張るときなど、役に立つロープワークを3種類紹介しています。

どれも簡単で実用的なロープの結び方ばかりです。

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キャンプツーリングでの防犯のポイント 

キャンプツーリングだとソロでの活動が多くなり、貴重品の管理もなかなか大変な時があります。

ツーリング中やキャンプ中に盗難に合わないために気を付けたいポイントについてまとめてあります。 

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キャンプツーリングの聖地!北海道ツーリングについて知りたい

北海道はライダーの聖地であるとともに、キャンプ天国でもあります。

道内のあらゆる場所で無料~500円程度のキャンプ場があり、北海道の大自然を堪能できます。

北海道でのキャンプツーリングは本当に楽しくて、その概要についてこちらで説明しています。

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2人で行く!タンデムキャンプツーリング

家族や恋人、友人など、親しい人とタンデムでキャンプツーリングに行きたい人のために、持ち物や準備について紹介しています。 

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おわりに

キャンプツーリングは最高に楽しいです!

ただソロでの活動が多い傾向にありますし、バイクは2輪という特性上、不安定な乗り物でもあります。

何かあれば自分で対応する必要があり、それなりの準備や知識も必要であると思います。

これらの記事を読んで安心してキャンプツーリングを楽しんでくれる人が増えると嬉しです。

お付き合いくださりありがとうございました!

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キャンプで役立つ結び方【基本のロープワーク3選】

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こんにちは、MotoCampです!

今回はキャンプで役立つロープワークを紹介します。

たくさんの結び方がありますが、今回は私がよく使う3種類のロープワークをご紹介します。どれも簡単で、すぐに身に着けられます。

タープの設営やバイクへの積載など、活躍する機会の多いロープワークですので、お役に立てれば幸いです。

 

【目次】

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ツー・ハーフ・ヒッチ

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「ツー・ハーフ・ヒッチ」はいわゆる「ひとむすび」を二度繰り返したもの。

簡単で丈夫な結び目が作れます。

タープの端に結び付けるときなどに役立ちます。

 

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輪をつくり、ロープの端をくぐらせます

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もう一度、同じことを繰り返します

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ロープの両端を引っ張ります

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ツー・ハーフ・ヒッチの完成!

 

トートライン・ヒッチ(自在結び)

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「トートライン・ヒッチ(自在結び)」はロープの長さを自在に変えることができる結び目。

この結び方を知っていると、自在金具がなくても困らなくなります。

タープを張る際、ペグに引っ掛ける側にこの結び目を作っておくと便利!

 

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輪をつくり、ロープの端をくぐらせます

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最初に作った結び目とは少し間を開けて、もう一度同じ結び目を作ります

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2回目に作った結び目にもう一度ロープをくぐらせます

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最初に作った結び目をもう一度つくります

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ロープの端を引っ張って全体の結び目を締めます

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自在結びの完成!

 

ボートライン・ノット(もやい結び)

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「ボートライン・ノット(もやい結び)」は強固な結び目が作れます。

感覚的にはツー・ハーフ・ヒッチよりゆるみづらい。

強固なのにほどくときは簡単で、ぜひ覚えておきたい結び目です。

 

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ロープの長い方にわっかを作っておきます

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Uの字にしたロープを先ほどの輪っかにくぐらせます

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くぐらせたロープに、短い方のロープを通します

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ロープの端をそれぞれ逆(短い方は上、長い方は下)に引っ張ります

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もやい結びの完成!

 

 

おわりに 紹介したいその他のキャンツーのノウハウ 

今回の記事は以上となります。

どれも何度か練習すれば身につく結び方なので、キャンプに行く前に少し練習しておくことをおすすめします。

また、ここで紹介しきれなかったキャンプツーリングのノウハウはこちらで紹介していますので、よければご参考ください。

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それでは楽しいキャンプライフを~!

 

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キャンプツーリングにおすすめなマット類はどれ?

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こんにちは、MotoCampです!

今回ご案内するのはキャンプツーリングで使うスリーピングマットについてです。

いろんなマット類がある中で、その種類や特性、おすすめ商品などを紹介していきます。

私も何種類か使ってみたのでリアリティのある感想をお伝えできればと思います。

 

【目次】

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スリーピングマットの役割

まずはスリーピングマットの役割を確認しましょう。

安眠のためにはスリーピングマットはとってもとっても大事な役割を果たしています。

はっきり言って寝袋より大事かもしれません。

地面の凹凸をやわらげる

キャンプ地の地面は大体石などがあるためデコボコしていて、そのままではとてもじゃないけど眠れません。

マットを敷くことで地面の固さやデコボコをやわらげてくれます。

 

底冷えの防止 

キャンプをすると夜は冷え込むことが多いです。

夏場であっても場所によっては寒いことも。

マットを敷くことで地面からの冷えを遮断し、寒さで目を覚ますことが防げます。

寝袋の性能が良くても底冷えはスリーピングマットで対応しないと厳しいことが多いです。

 

各マット類の種類と特徴

スリーピングマットの役割を確認したところで、いろんな種類のマットとその特徴について紹介します。

これらを単独で使用することが多いですが、季節や環境によっては複数使用して快適な寝床を確保することもあります。 

 

フォームパッドはすぐに使える

ポリエチレンなどの素材で作られたフォームパッドはフォームマット、クローズドセルマットなど色々な呼び方をされますが、基本的な構造は同じで、発泡素材がクッションと断熱の役割をしてくれます。

とにかく軽量で、簡単に折りたたんだり広げたりできて準備が簡単。

 

多少傷ついても使えるので、ハードな使い方にも耐えられますし、銀マットのような安価なものなら手軽に好きなサイズにカットすることもできます。 

一方で、素材の特性としてかさばりやすいというデメリットもあります。

 

エアーマットはコンパクト収納

エアーマットは空気を注入して使用するものです。 

使用しないときはコンパクトに折りたためることができ、持ち運びには便利です。

マット類の中ではもっとも小さくなる部類です。

断熱は他の種類と比べると少し苦手な傾向で、単体で使うなら春夏秋が向いています。

 

空気を注入する際、製品によっては口で膨らませることもできますが、膨らませるのが大変な場合などはポンプが必要になります。

また、エアーマットは穴が空くと当然使用できません。

補修材がついていることも多いですが、補修のためには穴を特定し、穴を接着剤等で補修し、接着剤が渇くまで待つという工程が必要になります。

何時間もかかるのでキャンプ場現地で行いたくない作業です。

ですのでエアーマットを買う場合は信頼のおけるメーカーのものを買うのがおすすめです。

 

インフレータブルマットは両方のいいとこどり

インフレータブルマットはエアーマットの中にスポンジ素材が入っており、弁を開けると空気を取り込んで膨らんでくれるマットです。

一般にフォームパッドよりコンパクトで、エアーマットより断熱性があります。 

 

コットはどんな地面でも影響を受けない

コットはいわゆる簡易ベッドです。

骨組みに布を張ったような形ですので、地面がどんなにデコボコしていようがその影響を全く受けずに眠ることができます。

骨組みの分、少しかさばりますが寝心地の良さは高い評価を得ています。

 

 

キャンツー初心者にはフォームパッドがおすすめ

「色んなマットがあるのはわかったけど、結局どれがオススメなの?」

そんな疑問を持つキャンツー初心者にはズバリ、フォームパッドがおすすめです!

 

おすすめの理由としては、

理由①比較的安価で丈夫であること

色んなマットがあるなか、フォームパッド系は比較的リーズナブルで、断熱性があり、クッション性もあります。

エントリーとしては十分な機能です。

もし仮に使ってみて自分に合わないと思ってもダメージは少ないですし、冬期キャンプでのサブのマットして活用できます。

 

理由②どこでもパッと広げですぐ眠れる

ツーリング、特に何日にも渡るツーリングだと、小まめな休息が疲れ対策には重要です。

フォームパッドがあると道の駅とか公園でパッと開いて昼寝したり休んだりできます。

横になって10分眠るだけで大分すっきりします。 

 

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マット類のおすすめ商品

上記では紹介できなかったおすすめ商品を載せておきます。 

銀マット  【とにかく安い】

定番中の定番!そして安い。

お金が厳しい人にはこれでしょう。安いので気軽に好きなサイズにカットできる利点もあります。

冬季のサブマットとしても利用できます。

 

キャプテンスタッグ EVAフォームマット  【エントリーにおすすめ】

リーズナブルなキャンプ製品を手掛けるキャプテンスタッグのベストセラーフォームマット!

お手頃な価格で十分な機能をもつこのマットはバイク乗りだけでなく、車キャンパー、自転車キャンパーにも愛用されています。本当に売れています!

 

サーマレスト Zライトソル  【高品質なフォーム】

サーマレストはキャンプ用寝具のメーカーです。

なかでも「Zライトソル」はその高い品質からロングセラーとなっています。

アルミを表面に吸着しており、アルミの熱反射機能から保温性も高いです。

 

モンベル フォームパッド  【信頼性の高い一品】

モンベルのフォームパッドはきちんとクッション性があります。

そして表面の細かな凹凸が体重を分散して良質な寝心地を実現しています。

重さも350g程度と軽く、バイクでの携行性も十分。

私も愛用しており、すでに10泊以上使っていますが、安心して使用できる製品です! 

上記サイトで売り切れ等の場合はオフィシャルサイトでも購入できます。

モンベル通販サイト

 

モンベル コンフォートシステムエアパッド  【コンパクトを求める人に】

モンベルのエアパッドは空気を注入して利用するものです。

口から空気を入れられないこともないですが、別売りのポンプを使うのがメーカー推奨。

ポンプといっても袋に空気を貯めて、それをエアパッドに送り込むような形なので、ポンプ自体は全く荷物になりません。

私も使っていますが、空気の層が地面の凹凸をまったく感じさせませんし、表面の波打った形がうまく体重を分散してくれます。

しまったサイズもφ11×20cmとコンパクトで、荷物をできるだけ小さくしたい人向け! 

 

モンベル通販サイト

 

サーマレスト プロライト  【キャンツーに最適】

サーマレストのプロライトは自動膨張式のマットです。

空気と内蔵スポンジの効果で高い断熱性を実現しています。

内蔵スポンジのおかげで万が一の空気漏れの時も安心。

おまけに軽量(レギュラーサイズで510g)、コンパクトでキャンプツーリングには理想的な製品です。

 

ヘリノックス コット  【最高品質な一品】

コットといえばヘリノックス!

ヘリノックスの製品は本当にコンパクト・軽量なうえになかなか壊れません!

価格がちょっとお高めですが、それは良い素材を使用したり、検品をきちんと行っているからでしょう。

アウトドアメーカーとして非常に信頼のおけるものであるのは間違いありません。 

 

DOD コット  【エントリーにおすすめ】

「コットが欲しいけどヘリノックスはちょっと高いなあ」

という人にはDODのコット(バッグインベッド)がおすすめ。

DODはキャンプ用品メーカーの中でもキャンプツーリングに注目した製品が多く、このコットも同様にキャンツー向けに作られています。

コットとしての機能をきちんと実現しながら10,000円以下(2019年6月)で販売されており、人気を博しています。 

おわりに 紹介したいその他のキャンツーのノウハウ

というわけでキャンプツーリング用のマット類については以上となります。

マット類も色んな種類があり、寝心地も様々で、人によっては向き不向きがあります。

お近くに専門店などがある場合は一度試してみるのも良いかと思います。

また、ここで紹介しきれなかったキャンプツーリングのノウハウはこちらで紹介していますので、よければご参考ください。

www.motocamp-japan.net

それでは楽しいキャンツーライフを~!

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キャンプツーリングにおすすめなテントと選び方

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今回はキャンプツーリング向けのテントについてです。

数あるテントのなかで、

・どのようなポイントを見て選べばよいのか
・具体的なおすすめ商品について

この記事で紹介していきます。

お付き合いいただければ幸いです。 

 

【目次】

 

おすすめテントの条件

キャンプツーリング向けのテントを探すにあたって、次のような条件をチェックしましょう。 

・設営が素早くできる
・コンパクトである
・ソロでも2人用の広さがちょうどいい
・前室があると便利
・できればダブルウォールが良い

 

設営が素早くできる

キャンプツーリングはツーリングの後にキャンプするので、キャンプに使える時間が限られることが多いです。

また、ツーリングで疲れた後に設営するのは慣れないうちは結構大変。

設営&撤収を素早く行えるモデルのほうが、 時間や体力の負担が少なくて済みます。

 

コンパクトであること

バイクに載せられる荷物は限られています。 

テントの容量があまりに大きいと、ほかのキャンプ道具が持っていけない、なんてことにもなります。

収納したときにコンパクトなテントが望ましく、だいたい幅55cm×縦横17cmずつくらいがキャンプツーリング向けのテントとしては標準的なサイズかと思います。

 

ソロでも2人用がちょうどいい

キャンプツーリングでは、ソロでも2人用テントを選びましょう。

1人用のテントだとヘルメットやバッグ類を置く場所がテント内にありません。

荷物の管理のためにテント内に荷物が置けるよう、2人用のテントがおすすめです。

 

前室があると便利

前室とはテントのインナーシートとフライシートの間にあるスペースです。

広さにもよりますが、前室があると荷物が置けたり、雨の時に調理ができたりします。

無くてもなんとかなりますが、あるとかなり便利! 

 

できればダブルウォール

テントには生地が1枚だけのシングルウォールと、生地2枚で構成されるダブルウォールと言われるものがあります。

シングルウォールのほうが軽量ですが、テント内が結露しやすいです。

テント内の結露はちょっと不快ですし、水滴がダウンの寝袋につくのも避けたいところ。

ダブルウォールはシングルウォールより結露が起きづらく、雨への耐性も高いものが多いです。快適なキャンプのためにはダブルウォールがおすすめです。

 

具体的なおすすめテント

 

次に具体的なキャンプツーリング向けのテントについて紹介します。 

 

モンベル クロノスドーム2型

クロノスドームはキャンプ・山岳用品メーカーとして評価が高いモンベルの2人用のテントです。

特徴としてまず設営が早いです。

初めてでも迷わず設営できるほど簡単です。

収納サイズも他の2人用テントと比べてもよりコンパクト。 

さらに雨だけでなく炎にも強い素材を使っているので、焚き火でうっかり穴をあける心配も減っています。

私自身、このクロノスドーム2型で20泊以上していますが、壊れる様子もなく快適に使用できています。非常に信頼できるテントで、自信をもっておすすめできます! 

モンベル公式ショップ 

 

コールマン ツーリングドームST

ツーリングドームSTは広い前室が特徴です。

出入口から前に張り出す骨組みがあるおかげで広い前室が確保でき、居住性が高まっています。

価格も機能の割にリーズナブルで、キャンプツーリング初心者にとって手に取りやすいテントといえます。 

テントの前後に出入口があり、両方解放することで高い通気性が得られる点も魅力です。

 

 

naturehike Hiby3

naturehikeは中国のキャンプ用品メーカーです。

Hiby3は2~3人用のテントとして制作されました。

調理もこなせるほど広い前室が魅力で、キャンプツーリング向けのテントの中でも特に高い居住性を有しています。

高い耐水性も魅力で、通常耐水圧は2,000㎜あれば十分ですが、hibyは4,000㎜の耐水圧があり、雨天時にも強い性能を発揮します。

 

「中国製はちょっと・・・」

と考える人もいるかと思います。

実は私もnaturehikeの別の製品を使っていて不具合があったことがあります。

しかし不具合を伝えたところ、すぐに代わりの商品を送ってくれました。

対応が素早く、アフターサービスも満足のいくメーカーだったと記憶しています。

 

こちらのテントについてはyoutubeで素晴らしいプレゼンがされています。 

 

NorthEagle ミニドーム

ノースイーグルのミニドーム最大の魅力はコスパです!

20,000円近くするテントも多い中、ミニドームはなんと6,000円を切っています!!(2019年6月時点)

2人が楽に寝れる広さで、ダブルウォール、1,500㎜の耐水圧があります。

前室こそありませんが、キャンプツーリングには十分な機能で手ごろな値段は物凄い魅力です。 

 

 

まとめ(比較表あり)

それでは最後に紹介したテントを比較した表を載せて終わりにします。

  収納サイズ(cm) 重さ(g) 室内広さ(cm)
縦・横・高さ
前室の広さ
縦・横
耐水圧(㎜)
クロノスドーム2型
35×直径17(本体)
44×直径6(ポール)
2,430 230×130×105 230(※)×75 2,000
ツーリングドームST
54×直径23 約4,400 210×120×100 210(※)×105 1,500
Hiby3
54×17×17 2,459 200×163(※)×120 100×163(※) 4,000
ミニドーム
54×15×15 約3,500 200×200×125 なし 1,500
           

 (※)台形の形をしており、広いほうを表示しています。

 

おわりに 紹介したいその他のキャンツーのノウハウ 

今回の記事は以上となります。

キャンプツーリングのテント選びの参考になれば幸いです。

また、ここで紹介しきれなかったキャンプツーリングのノウハウはこちらで紹介していますので、よければご参考ください。

www.motocamp-japan.net

ご覧いただきありがとうございました!